砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1258滴:今の当たり前に感謝する

今月の28日に火災保険の長期一括契約が更新する旨の封書が届いたので、 開封して金額を確認した@予期せぬ支出に思わず溜め息を吐いた杉山です。

ちなみに、それは平成20~30年までの10年間を担保する保険でした。

ですから、今から10年前にそんな契約を締結したことを思い出しました。

さぁ、そんなその頃は会社員で10年後の給料は2倍になると信じていた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■「どうせ私なんかとても…」と言うバカ野郎が多いですが、

あなたが頭に描いた程度のことなど100%達成できます。 しかし、アクセルを踏まなきゃ車は1cmも動きはしません。

■今日は、ついさっきまで普通の主婦だったのに、

今では異常な主婦になった人物をご紹介します。 自分のやりたいことを模索しながらやり続ける、

■そんな一見すると前向きで素晴らしい人間によく勘違いされる女性です。

村田嘉奈子。無駄に明るい42歳。今回の【砂金の人々】の取材先です。 旦那と2人の可愛い娘と少し苦手な旦那の父親の5人で暮らしています。

■かなこは、年中無休っぽくモーレツに働きまくっております。

近所にあるスーパーとシアトルなんちゃらコーヒーのお店で、 嫌ってほど働きづめです。でも、それには訳があったのです。

■たった今、ごく当たり前にできる目の前のことが、

二十数年前には、とっても羨ましかったからです。 生の人間と触れ合うことが徹底的に嬉しいのです。

■かなこが16歳のときに母親が45歳の若さで亡くなりました。

家事&炊事は当然のこと、7つ下の妹の面倒まで見ていました。 普通に遊んでいる同じクラスの友だちがとっても羨ましかった。

■でも、自分は周りの友だちとはきっと違う境遇なんだと、

まだ16歳の中学生ながらに頭の中で吹っ切ったんです。 そのとき外で遊べないからと覚えたのがイラストでした。

■かなこは、自分が描いたイラストの中の登場人物たちと遊んでいました。

毎日です。でも、そのおかげで生の人間と触れ合う大切さを覚えました。 イラストはお母ちゃんからの形見です。今の当たり前に感謝しています。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

基本的にいい奴だとは思うものの私に適度なイラ立ちを与えてくれる女。

きっと言葉には言い表すことのできない苦労をしたのだと思います。 だったら、喋るな。お前が喋ると私の怒りの導火線に火が点くんだ。

今、こうしてバカみたいな冗談が言い合えるのも、 お母ちゃんが残してくれた形見のおかげなんです。

でも、本当は冗談じゃないほど腹が立ちます。 みなさんも一度、かなこと喋ってみて下さい。

さぁ、レッツ・トライ!

今、こうしてPCの前に当たり前に座っていられるのも、 思いっ切り素晴らしいことです。心から感謝すべきです。

地雷に怯えながら暮らしたことがない時点で御の字です。 恵まれ過ぎている自分に気がついてもらいたいものです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━