砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0844滴:私を助けてくれるのは私が困っていないから

井村屋の肉まん&あんまんを2つに割って食べる友人と激しく口論をした @カタチを崩さずにそのままの形状で食べないと機嫌が悪くなる杉山です。

ちなみに、ココ壱の標準的なカレーでも絶対にルーとライスは混ぜません。

ですから、最初から全体にかけてもらわないと白いライスのまま食べます。

さぁ、そんな鰻丼を食べるとき鰻を丼から出してご飯と食べることもある ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■時期が時期だけに来年の計画を聞いて欲しいと頼まれました。

彼は滋賀県で食材を卸している小さな会社の二代目社長です。 スキャンした2枚の経営計画書がPDFで送られて来ました。

■本当に便利な時代になったと感心しながら、

送られて来たPDFファイルを開きました。 ザッと目を通したらスカイプで呼びました。

■私は「登場人物が多過ぎますよ」と言いました。

自分の会社の計画書に他人が3人も登場します。 社員じゃなくてまったくの部外者が3人います。

■すると彼は「今までにお世話になった方々ですので、

来年も頼りにしていますよ」と極自然に言いました。 私は計画書は一人称じゃないとNGと思っています。

■そう、本来なら経営計画書なんて必要ないんですが、

作るのであれば社員や他人は登場してはいけません。 要は、社長がどうするのかを書き表すものなんです。

■そんな内容のことを冷めた珈琲片手に私が懇々と力説したら、

彼は「親父の代でも困ったときには助けてくれましたよ」と、 きっと眉毛一本動かさずに極自然に近江八幡から返しました。

■それは本当は困っていなかったからです。

本当に困ってどうしようもないときには、 きっとどこのどいつも助けてくれません。

■計画は自分が困らないようにするために立てるものです。だから、

困ったときに当てにする他人を書いても仕方ありません。だって、 本当に自分が窮地に陥ったときにはだれも近寄ってはくれません。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

だから、銀行の融資とまったく同じことです。 本当にお金が必要な人は貸してもらえません。

お金に困っていない人しか相手にされません。

今、その人が手を差し延べているのは、 あなたが本当は困っていないからです。

本当に窮地に陥ったときにはだれも手は差し延べません。 それは差し延べない人が悪い訳ではなくて当然なんです。

だから、万が一のときに助けてくれる人を書き並べても、 まったく役には立ちません。私を助けるのは私だけです。

もっと書きたかったんですが、20分程前にこの原稿が すべて消えましたので今、18分で全部書き換えました。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━