砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0946滴:バカな親を生み出す狂った秩序

このまま還暦を迎えるのも不安なのでユーキャンの116の講座の中から、 「週末起業」と「童話」の2つの資料を請求した@目標を持った杉山です。

ちなみに、計画では週末に童話を書いてネットで売ろうかと考えています。

ですから、よく考えたら現在やっているお仕事とそう大して変わりません。

さぁ、そんな「ラブリーイラスト」と「イラスト」の内容はどう違うんだ ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■前にも登場した中学の教諭をやっている同級生と村さ来で飲みました。

彼は「杉山は自分の言葉で自由にやれるから羨ましい」と言いました。 私は、きっと自分の主義主張が好き勝手に言えることだと思いました。

■でも、それは大いなる勘違いで、

単に岐阜弁で話せることでした。 そう、僕はなまっていたんです。

■気づかなかった。彼が言うには、

中学校どころか小学校でさえも、 今では男子も「さん」付けです。

■ついさっきまで幼稚園に通っていたやんちゃ坊主に、

今日からは「健司さん」と呼ばなければなりません。 苗字ではなく下の名前に「さん」を付けるそうです。

■それが平等ってことらしいです。ま、笑っちゃうお話ですが。

私が小学生のときは呼び捨てか、先生からもダーリンでした。 それが愛情だったし文句を言う親など一人もいませんでした。

■もっと信じられない出来事を彼は恥ずかしそうに言いました。

それは「岐阜弁禁止」です。あるハイソサエティな母親が、 うちは東京に戻る予定なので岐阜弁で話し掛けないで下さい。

■などと面と向かって真顔で言ったらしいです。

汚い岐阜弁を息子に覚えさせないで、ってね。 バカかこの親!と、私は村さ来で叫びました。

■こんなバカは給食費を未納するゴミ以下だと私は思いました。

当然、その罪のない息子にはだれも近づきません。生徒もね。 でも、男子の「君」付けをわざわざ否定する社会も同じです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

さらに彼は、バイリンガルの母親からは、 「日常会話くらいは英語でお願いします」

ともお上品な関西弁で言われたそうです。

英語の先生が英語を喋れないのに無理な注文です。 本当に自分たちのことしか考えない親ばっかです。

そのくせ自分の子どもがイジメられると職員室に怒鳴り込みます。 そんなもん岐阜弁を喋らずに英語を喋るから相手にされないんだ。

コロッとお話は変わって「君」付けです。 未成年者の男には絶対に「君」付けです。

随分前に新卒の男性社員とベテランの女性社員のお話をしましたが、 若い男性社員にヤル気とその気を出させることはとっても簡単です。

その女性社員が「上村君」と言うのを「上村さん」と言うだけです。 たったそれだけで上村健司は単純だから認められたと思うはずです。

しかし、6歳から「さん」付けをされるとその奥の手が使えません。 たしかにどんなに小さな子どもたちにも人格は必ずあるはずですが、

画一的なルールに則ったところでモノの有り難味が薄れるだけです。

中途半端なモノサシで人権を認めるからおかしくなるんです。 人権は認められるものじゃなくて持って生まれたものだから。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━