常識では考えられないくらい岐阜城を激しく愛す私は3階の北側の窓から、 双眼鏡で覗いていたら向かいの主婦と目が合った@目を逸らした杉山です。
ちなみに、まったくなにも悪いことをしていないのに速攻で逸らしました。
ですから、20年前に浜松で下着泥棒と間違われたトラウマだと思います。
さぁ、そんなヒゲ面で頭にタオルを巻いて双眼鏡を覗く姿は確かに不気味 ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■今日は新しいアイディアとかヒントを見出す方法をお話します。
随分前に毎日の通勤ルートでなにかを発見するとお話しました。 通勤ルートを変更しても気分転換にはなりますが気づきません。
■本当の気づきは日常生活の中にしかないと思っています。
私は、ちょっと出掛けるときもデジカメを持ち歩きます。 いつもと同じ見慣れた景色を何百枚も撮影しまくります。
■祈年町から安良田町までの短い距離でも、
大体300枚程度は歩きながら撮ります。 9年間も嫌ってほど見尽くした景色です。
■市民運動会に出ろ!と絶対に言われるので、
伊藤食品の前だけは駆け足で走り抜けます。 いい社長ですが酔うとお説教をし始めます。
■歩き回ってもまったくなんの新鮮味もありません。
そして、私は自宅に戻りDELLを立ち上げます。 不思議なことにこのDELLが一度も壊れません。
■ニコンのデジカメをDELLに接続して写真を落とし込みます。
さっき撮影した300枚をスライドショーでボーっと眺めます。 9年間も嫌ってほど見尽くした景色の中にも気づきばっかです。
■その写真を自分で撮影したってことは、
その風景は頭の海馬の中にあるんです。 見ているはずなのに気づいていません。
■300枚を3回ほど眺めます。そして、
今度はその中の30枚に加工をします。 フォトショップで落書きをするんです。
■伊藤食品の看板の「食」の文字を「下」にしたり、
青空の中を張り巡らされている電線を削除したり、 撮影した景色の写真にとにかくイタズラをします。
■そして、それからまた300枚を3回ほどボーっと眺めます。
歩き回って脳裏にある景色とスライドショーで眺めた写真と、 楽しくイタズラ描きをした画像の違いでなにかを気づきます。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
景色と写真と画像の違いだけで、 きっと多くの気づきがあります。
ポイントは、ジッと見るんじゃなくて、 お口を開けてボーっと眺めることです。
考えたって気づきません。 感じないと気づきません。
あのブルース・リーの映画『燃えよドラゴン』の中の台詞じゃないですが、 答えを出すには考えなきゃいけませんが気づくには感じるしかありません。
さぁ、お口を開けてボーっと眺めるんです。 恥ずかしがってはいけません。お仕事です。
今まさに、珈琲を飲みながらサボっている高鷲民会さん。 パソコンの画面に向かいお口を開けてボーっとするんだ。
気づくためには、今あるものの中からしか見出せません。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━