砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1078滴:成功と出世の食卓~社長の味覚

東京のお客さんが電話で「大貧民だ」と言うので「いや、大富豪です」と、 相手がおりるまで持論を押し通した@トランプのことで激論した杉山です。

ちなみに、関東では「大貧民」と呼び関西では「大富豪」と呼ぶそうです。

ですから、その中間の岐阜では貧乏人が前者で小金持ちが後者を好みます。

さぁ、そんなダイヤの3を持っている人が最初の親となるのは同じらしい ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■今日から月曜日まで3連休の方も多いと思います。

でも、台風の接近で軟禁状態の方も多いはずです。 そこでこの3日間はクスッと笑えるお話をします。

■とは言うものの、なにを話そうかまったく考えていません。

そこが私のいいところです。さぁ、クスッと笑って下さい。 この程度じゃ笑えないよね。自分でも冷めちゃってるから。

■湿気で頭が痛い。と言うことで、社長の味覚についてのお話です。

私は、恵まれたことに多くの社長といろんなお店で食事をします。 大体は「美味い店があるんだ」と社長の方からお誘いを受けます。

■でもね、それがまったく美味くないんです。

どーいう味覚してんだよ!とよく思います。 不味いものを笑顔で食わなきゃいけません。

■たしかに、私もそれなりに味覚オンチですが、

美味いか不味いかくらいは分かるつもりです。 そこで私は社長の味覚について研究しました。

■たったの3時間だけど。結論は、味ではなくて自分の居心地なんです。

顔なじみのお店で黙って領収書を書いてくれるお店が美味いお店です。 要は、お店の女将に「社長さん、毎度」と言ってもらえれば合格です。

■まぁ、おごってもらう身でこう言うのも心苦しいんですが、

この味覚の社長に認められても嬉しくないよなと思います。 舌の味覚と仕事のセンスは限りなく近いものだと思います。

■だから、半袖のYシャツに白い靴下を履いている社長から誘われると、

確実に自腹を切ってまで行きたいとは思わないお店へと連行されます。 きっとそれはそれでいい経験なんでしょうが会社は長くは続きません。

■モーレツに業績が伸びている会社の社長からお誘いを受けると、

今度は自腹を切って行こうと思うお店に連れて行ってくれます。 美味いお店に連れて行ってくれる社長は仕事の味覚も最高です。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

なにも言わなければ不味くてもいいんです。 でも、必ず「ここ美味いんだ」と言います。

先日も「美味い牛スジのお店があるんだ」とお誘いを受けました。 案の定、どれだけ頑張っても私はキャベツしか食えませんでした。

第一、スジ肉なんか食わせるんじゃねぇ!と心の中で叫びました。

スジだよ、スジ!

当然の如く、その社長はブルーの半袖のYシャツに、 白い靴下を履いているどころかエナメルの靴でした。

誤解をされるといけないのでハッキリと言いますが、 私は本当はいい人です。黙って食う奴が悪い人です。

せっかくの善意が相手に悪い印象となって残ります。

相手の笑顔が本物かどうか分からないようではダメです。 業績が伸びている会社の社長の味覚はきっと正しいです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━