砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1159滴:あと1匹の猿

腕を組みながら態度がふてぶてしい沢尻エリカ様のマネで「お注ぎ!」と、 グラスを差し出すと「ピーコ?」と下の娘から合の手があった@父親です。

ちなみに、私は「それはね、お注ぎじゃなくておすぎだよ」と言いました。

ですから、それを狙って言ったなら天才ですが天然だからタチが悪いです。

さぁ、そんな上の娘が爆笑してお茶を噴き出したので私のおかずが水浸し ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■いきなりですが『百匹目の猿』という1つの現象があります。

それは、ライアル・ワトソンという学者が提唱したものです。 ある島に棲息する猿の一頭が芋を洗って食べるようになると、

■同じ行動を取る猿の数が100匹を越えたとき、その行動が

群れ全体に広がってさらに場所を隔てた遠くの猿の群れでも、 突然この行動が見られるようになるという不思議な現象です。

■ある行動や考え方などが、ある一定数を超えると、

場所を隔てた同じ仲間にも伝わるという現象です。 でも、後にワトソン君は創り話だと認めています。

■すると、今日の私のお話が終わってしまうんです。

だから、改めて私が提唱します。それは事実です。 自分の行動や考え方をある一定数に伝染させます。

■その一定数が100人という人もいれば、

1000人以上を必要とする人もいます。 でも、間違いなく臨界数はあるはずです。

■その数に到達したら、自分では意図もしない発展がある臨界数です。

それは、マーケティングとかそこらの安っぽいノウハウじゃなくて、 自分の考え方が勝手に広がってしまうという理屈ではない現象です。

■特別な能力ではありません。だれにでも備わっています。

ただ、99%の人間はあと1匹で止めてしまうだけです。 あと1人に伝えるだけで無尽蔵に広がったはずなんです。

■たったあと1人です。あと1人に伝えるだけで間違いなく大成功です。

そう信じて1人、あっちの1人とコツコツと自分の考え方を伝えます。 もうお分かりの通り、無尽蔵に広がる理由は無制限に頑張るからです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

たしかに、ある一定数の人々に認めてもらったら、 自分では思ってもみないような広がりを感じます。

間違いなく臨界数は、どこのどいつにでもあると思います。 その数に到達すると目に見えないパワーを発揮する数です。

ただ、その数が100人だとは限らないんです。 勝手に100人と思い込んでいる人ばっかです。

それが1000人かも知れないんです。 1000人に伝えなきゃいけないのに、

100人で喜んでいるから終わります。 だれも自分の臨界数など分かりません。

だから、たったあと1人に伝えれば成功すると思い続けることです。 失敗したくても失敗できないような間違いなく大成功する発想です。

猿が百匹いようがいまいが、あなたには関係ありません。 ただ淡々とたったあと1人だけを増やし続けることです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━