砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1171滴:自分の管轄をわきまえる

全国甘党のお茶会探訪でJR神戸駅から歩いて8分のお店に車で行こうと、 大垣から高速に乗って待ち合わせ場所の京橋へ向かった@焦った杉山です。

ちなみに、大阪の京橋を目指して走っていたけど本当は神戸の京橋でした。

ですから、淀川の上を走っていたとき電話を掛けたら幹事に叱られました。

さぁ、そんなお前の関西弁が聴き取り難いし私は関西が肌に合わないんだ ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■中学校の教諭をやっている同級生からご相談がありました。

ちょっと前に自分のクラスの生徒が恐喝をしたらしいです。 そいつは「教師としての自信を失った」と凹んでいました。

■「お前、バッカじゃねぇの?」と私は呆れてしまいました。

こんな教師がたくさんいるから学校がよくならないんです。 大体ね、日常的に教科書ばっか読んでいるとこうなります。

■学校は、犯罪者の更生施設じゃないんだから。

だから、恐喝をした時点で管轄が変わります。 学校の受け持ちから警察の手へと移るんです。

■それがイジメだとしたら学校の管轄ですが、

恐喝だとしたら岐阜県警のお仕事なんです。 そんな当たり前なことも分からないんです。

■それは、きっと教科書に1行も書いてないからです。

恐喝などの犯罪を犯した生徒を立ち直らせることは、 教師として決して褒められたことではないはずです。

■それどころか、越権行為です。

だって、管轄が違うんだから、 絶対に手を出してはNGです。

■「素因数分解を教えるのが、お前の仕事だろ」と私はそいつに言うと、

「レッツ・ビギンの『飛び出せ!青春』ごっこでもしたいのか?」と、 A3のコピー用紙に“Let's begin!”と村野武範のように書きました。

■自分の管轄内のことだけをやればOKです。それが仕事です。

自分の管轄外には、なにがあっても手を出してはいけません。 今より悪くなることはあってもよくなることはあり得ません。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

仕事ができない奴は、越権行為を繰り返すんです。 お隣との境界線を越えちゃまずいだろと思うのに、

ズカズカとお隣のお庭に勝手に入り込んでいます。

自分の管轄のことだけをやればいいんじゃなくて、 自分の管轄のことしか手を出してはダメなんです。

それなのに、中途半端にいい人ぶった奴は、 できもしないのに越権行為を繰り返します。

だから、小さな火種が猛火となって周囲を焼き尽くします。

どんな場合でも、犯罪者は警察の管轄なんです。 そんなもんはサッサと引き渡せば済むお話です。

それを自らの手で更生させようと考えることは愚の骨頂です。 マジメに学校に来ている生徒が可愛そうだろと私は思います。

仕事ができない奴に限って自分の管轄外に手を出しては、 自分1人で悩んでいます。だれも褒めてなどくれません。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━