砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1257滴:それはグッドルーザー

ボーっと口を開けてネットサーフィンをしていたら美川憲一と美輪明宏が 同じ5月15日生まれというのを知った@だれかに伝えたかった杉山です。

ちなみに、すでに危篤の柳ヶ瀬商店街について調べ始めたら発見しました。

ですから、なぜ美川憲一から美輪明宏にたどり着いたのかが分かりません。

さぁ、そんな瀬戸内寂聴も同じ誕生日だったけど感動するには今一つ弱い ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■自らをナンバー2と呼ぶ小さな会社の取締役と会いました。

上と下の板ばさみでこの半年間で8キロも痩せたそうです。 彼は「ルーベンスの絵が現れそうですよ…」と言いました。

■私は「ちぇッ!私の十八番を取りやがって」と思いました。

そうです。『フランダースの犬』は私の心の支えなのです。 彼にはパトラッシュではなくヨーゼフの方がお似合いです。

■ま、可哀想なので私は彼に立ち位置を教えました。

みなさんはとっくにお忘れのことだと思いますが、 私は、人生の立ち位置を教える人間だったのです。

■心配は要りません。私も忘れておりました。

大体、自分のことをナンバー2と呼ぶ奴は、 まず間違いなく「ヒール」を演じています。

■要は、社内の悪者なんです。

社長と部下の憎まれ役です。 でも、それではいけません。

■いくらLG21のヨーグルトを食べ続けても、

胃腸にピロリ菌が大量に発生してしまいます。 悪役を演じていいことなど絶対にありません。

■グッドルーザー(良き歯医者いや、敗者)を目指すことです。

それは、試合には負けても全力で戦い続けた勇者のことです。 だから、ナンバー2という立場は負け続けなければNGです。

■ヒールという立場は悪役として確実に勝ち続けています。

そのために上と下の便利な板ばさみになってしまいます。 あと一歩のところで負け続けている者が最強の2番です。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

自らを「ヒール」と呼んで喜んでいる人間がいますが、 大バカ野郎です。悪役はどこまでいっても悪なんです。

絶対にヒールなんかではナンバー2など務まりません。 絶えずいい負け方をするグッドルーザーしか無理です。

思うに、ナンバー2になろうと思っても、 きっと自分でなれるものではありません。

だって、いい負けを続けるってことは、 いい負けを演じることではありません。

わざと負けたところで嫌味なだけです。 それはグッドルーザーではないんです。

先天的に同情され愛される者しか100%無理なんです。

また、興味深いことに生まれつきのヒールも多いんです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━