砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1311滴:一人前になるための条件

小6のとき子ども会の遠足のバスの中で「おおブレネリあなたのおうちは どこ~♪」とマイクを向けられた@「岐阜市大洞緑山」と答えた杉山です。

ちなみに、その瞬間にバスの中がシーンと水を打ったように静まりました。

ですから、子ども会なんだから全員が「岐阜市大洞緑山」に決まってます。

さぁ、そんなこの手の茶番劇が大嫌いだし第一、ブレネリってだれなんだ? ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■以前にもお話しましたが、民法の第177条だけを

10年以上も研究している大学教授を知っています。 まともな私は「それって楽しいかい?」と思います。

■こーいう学者たちは商売人にはなれないとお思いでしょうが、

こーいう学者と同じようなことをしている商売人は多いです。 だれも望んでいないことをチマチマとこだわる専門バカです。

■ある部分にだけ執拗にこだわる職人タイプで、

この仕事だけは絶対に譲れないという奴です。 一般的には、まじめでいいことに思えますが、

■全然ダメです。いつまで経っても半人前です。

すべてできる優秀な奴はテキトーに流します。 なにもできない奴に限ってこだわるものです。

■優秀な奴は「ま、これぐらいでええわ」ときっと思うはずです。

だって、相手は素人だから手間を掛けたところで伝わりません。 だから、これは100%を把握できる人にしかできない技です。

■ある部分にだけこだわる奴は、悲しいかな

そこでしか戦うことができない奴なんです。 突きつめることはいいことではありません。

■その道を一生懸命に極めようとすることは、

半人前を目指すのとまったく変わりません。 テキトーにこなせる奴を一人前と呼びます。

■一人前の人間は、完璧にできるかまったくできないかのどっちかです。

まったくできない奴は、とってもできる優秀な奴を探し出すはずです。 自分のできる範囲だけを極めたところで立派な半人前になるだけです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

財産でも過剰なほど持っている奴か、 まったく持っていない奴が強いです。

中途半端に持っている奴が一番弱いです。

私が一人前の人間になる方法は、 できる人間を集めればOKです。

今から勉強しても無理なんです。

仕事に対するこだわりはミミズの脳ミソほどもありません。 私の勤め先が宇宙開発事業団だったら別ですが、違うもん。

小さな会社の場合、お客さんはほとんど善意で仕事をくれます。 大して期待などしていません。こだわる必要なんてありません。

納期さえ守ればOKです。

また、自分の代わりなど日本中に腐るほどいると思えば、 ある1つの部分にこだわることが滑稽に思えるはずです。

儲かる会社は、テキトーに流しているから儲かるのです。 なにか言われたら戦うだけの知識&仲間がいるはずです。

もういい加減、半人前を極めることはやめにしましょう。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━