今日も快晴だった。昨日の晩に入ったので初めて周辺の景色を見た。
どうやら立体駐車場を建設しているようだった。建築基準法が気になった。
ホテルのロビーへと降りた。随分と立派だが、私の興味の対象ではなかった。
中心部から少し離れた場所に立つシェラトン・グランデ・ウォーカーヒル。
ホテルを出て、ソウル市内の店で朝定食を食べようとした。ところが、まったく食べられるものがなかった。不味い云々の問題ではなく、とにかく合わない。
その後に韓国の昔の生活様式がうかがえる南山韓屋村へと向かった。
赤と青は「陰と陽」を表すとのこと。やたらと風水にこだわっている感じだった。
また「位が高くてもお金がない人がいた」というガイドの説明に吹き出した。建物には、オンドルと呼ばれる床暖房が施されている。
遠くにテレビ塔のソウルタワーが見えた。
青瓦台前の広場。背景となる山が“龍”を表しているらしい。言われてみれば、たしかに右側の2つのこぶは両目のようにも見える。
昼食に石焼ビビンバを食べた。今回の旅行で唯一、食べることができた料理。Cassビールと言えば、薄くもなく濃くもなく普通に美味しかった。
今回の楽しみの1つ、宗廟。今月から自由に散策できるのは土曜だけとなり、 それ以外の日は、専属ガイドの案内で回らなければならなくなった。
真ん中の道は王の道なので、あえて歩かないようにと看板が置いてあった。
しかし、流暢な日本語を話す韓国人女性だった。大学で学んだだけらしいが、私は大学でフランス語を学んだものの、当時も今も1・2・3・・・しか言えない。
歴代の王の魂を祀っている素晴らしい正殿。19もの部屋がある。
また石畳も見事なもので日差しの照り返しが厳しい中、しばし見蕩れていた。
正殿の王よりも格下の王の魂を祀っている永寧殿。これまた実に素晴らしい。
宗廟を後にし、繁華街の明洞へ向かった。若者のメッカらしく、東京で言えば渋谷といったところか。岐阜で言えばパルコの前だが、今ではパルコもない。
評判のくるみまんじゅう店で1つ試食した。案の定、美味しかった。この女性、もう少し痩せたらそれなりに見栄えも良くなるだろうにと思った。
1本入った狭い道で動画を撮影してみた。徴兵制のせいか、筋肉質の若者が多いような気がした。ポン引きから「社長!」と呼ばれたときは腹が立った。
無愛想な店主がいる肉まん・あんまん店。興味本位であんまんを1つ買った。
確実に井村屋のそれのほうが100倍以上美味しいと断言できる。
店頭に山積みされたよもぎ蒸しパッドを眺めていたら、ボサノバの小野リサによく似た女性店員が声を掛けてきた。笑顔が素敵だがもう会うこともなかろう。
夕食のプルコギ。韓国風のすき焼きといったところか。サニーレタスで巻いて食べたが、しばらくしてから胸焼けがした。
今日の〆としてあかすりをやった。決してぼったくりではないにしても、何気にトッピングが多過ぎる。一見さんだけで十分というニオイが店中に漂っていた。