昨日の日経新聞を読んでいて、ふとサッカーの監督人事についての記事に 目が留まりました。
最初に言っておきますが、私はアウトドア・スポーツには まったく興味はございません。
基本的に紫外線は敵どころか悪魔に近い存在です。
たしか、アメリカザリガニに似た名前のイタリア人が、 サッカー日本代表の新監督になったはずです。
そこに至るまでの混乱と思惑のズレが新聞に書いてありました。
それは「なりたい人、させたい人の違い」という内容でした。
これは実に的を射たもので、サッカーの人事だけでなく、 巷の中小零細企業、PTA、町内会においてもまったく言えることです。
要は、社長が「このプロジェクト・リーダーになりたい者は?」と聞いて、
「はい!」と威勢よく手を挙げた奴は、社長が「う~ん…」と思う奴です。
それを「やりたい人とやらせたい人とは全然違う」ことがほとんどです。
では、どちらの主張が正解なのでしょうか。
つまり、自主性がある社員と社長から評価の高い者とを比較した場合、 一体どちらが適任なのでしょうか。
答えは、双方とも×です。
本当に能力のある人間は、そのようなケースでは露骨に手を挙げないですし、 社長の評価は、往々にして好き嫌いが基準となっているので間違っています。
最終的には、第三者に選んでもらうことがベストです。
これは、すべてのケース&支柱絵所ンいや、シチュエーションにおいても バシッと共通するエバラ黄金の尺度です。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
「山本恵理子とヤマトヌマエビは似てる」と本人の前で言ったら、 それ以来、口をきいてもらえなくなった陰鬱な過去がある私です。
そんな怒るほどのことか!?と今さらに腹が立ちました。
「なりたい人、させたい人」 「やりたい人、やらせたい人」
本人の思いと使用者側の思いは交錯しますが、 結局は双方とも選択する基準が間違っているんですけどね。
能ある鷹の隠した爪はとても鋭利です。それを見つけることは、 善意の第三者しかできないと思います。
では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━