室内が乾燥していたせいか、慣れないデラックスのせいか1時に目が覚めた。真っ暗の中、デジタル時計の文字盤を見ていたら目が疲れて眠くなってきた。
午前9時。昨日とは打って変わって雲ひとつない快晴の金沢城を存分に堪能した。
「&%$P""#"8!"#'$%(&9」。受付の女性がいきなり英語で話し掛けてきたので驚いたが、それは僕の後ろに立っていた一人の外国人男性に対してだった。
橋爪門は復元工事中だった。完成した暁には再訪しようと軽薄な心に誓った。
ホテルで入場券をもらったので兼六園へ行った。黄門橋でふと感慨に耽った。
霞ヶ池で我に返った。目を落とすと湖面に映った木々や空の色が美しかった。
いつもそうだが、このような文句は普通の48歳では言えない表現だと思った。
寿亭で甘酒とあんころを堪能したが案の定、両者の糖分がケンカしちまった。
「え!どうしてなの?」と聞かれても困るが、大野庄用水がなんとなく好きだ。大野庄用水サイダーを作って販売しないのだろうか。きっと私は買わないが。
五臓六腑が無性に洋物を欲した。駅構内にある開明軒でオムライスをすすった。