砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

案の定、今ひとつだったまるさ水産の海鮮丼@岐阜県羽島郡岐南町

淡いセンチメンタルと甘いロマンスを真っ白いカンバスに描写したような人柄のこの僕は、海鮮丼を目の当たりにすると涙があふれるんだ。ちょっと前まで太平洋の大海原を悠々と泳いでいたマグロやブリが、今まさに切り刻まれた姿で主に陸上生活を営むこの僕と遭遇したのだから。シャチやサメに食われるならまだあきらめもつくだろうが、陸上生活どころか四方八方を山と川に囲まれた海のない岐阜県民に食べられるとは思ってもみなかっただろうに。その前に岐阜県をご存知だっただろうか?そう思うと江頭いや、目頭が熱くなるのは自然の摂理だ。いいかい、君たちも海鮮丼を食べる機会があったら心して掛かることだ。ただ、天丼のアナゴを見ても何とも思わないのはなぜなのだろうか。※2023年2月現在の屋号は「マルサ水産」