砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

獅子丸で昭和のゴミを肴に飲んで食った暑い夜

連日のように続く殺人的な猛暑を乗り切ろうと暑気払いを兼ねて玉宮界隈の居酒屋で4人の中年男が質素に飲んだ。他県にお住まいの方、来岐する際は必ず僕まで「何日に岐阜に行きます」とか「今、JR岐阜駅の南口にいます」などと電話でお知らせください。「あ、そうですか。じゃあね」とだけ日本語で答えてあげましょう。はい、それ以前に電話番号を教えてあげない巻頭文はここまでです。上記のことから察しが付くように昭和末期の二枚目である僕たちの共通点は異様に敵が多いことだ。根はいい連中なのだが生物として個性と気性が激しすぎる。だが、当の僕たちは安い世間のレベルが低すぎると当たり前のように思っている。うん、付き合うに厄介な連中だこと。ただ、一緒に飲むと40分間は飽きさせない。それを過ぎたあたりから気力と体力と話題が一気になくなり、さっきまで話していた内容のリピートが止まらない。そうなるとただただつまらないだけの昭和の化石となる。