砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

ひろみちさん、おめでとう

一昨日のことだが、潮風で外壁が腐りかけている大磯プリンスホテルの一室でマロンがてんこ盛りの直径35センチはあるワンホールのケーキを食べた僕たちだった。ほらご覧、「ひろみちさん、おめでとう」と書いてある正しい日本語が君たちにも読めるだろうか。おめでたいと言っても紫綬褒章を受賞したわけではないので念のため。そう、僕のバースデーケーキだよ。「弘道君の右手は百握りで幼稚園時代のあだ名が18歳ということなど杉山様検定3級レベル以下の常識じゃん」と鼻で笑うマニアの君たちなら僕のご生誕日が9月18日だということは周知の事実だろう。しかしだ、2ヶ月が過ぎた今、どうしても弘道君のご生誕半世紀のお祝いをしたいと懇願された僕だった。雅美ちゃん、ありがとう。例え君が誰かを刺して刑務所へ入ろうとも僕は絶えず君を許す。スマホ片手の君たちには次の金言を贈って今日の〆としよう。「おめでとう!」という言葉だけなら要らない。祝いの品に時効はない。僕はいつでもウエルカムだよ。