砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

大きけりゃいいってものじゃない ~丸善編

一昨日、この4月にオープンした丸善へ行った。名古屋にある地下1階、地上7階というすっげぇ大きな書店で一日中そこに居座るつもりでルンルン気分で行った。ところがだ、モーレツにつまらんかった。一日どころか45分がせいぜいだった。「あー、なんて下手なのだろう」という感想しかない。昨今、本屋大賞が注目されているが、それって全国の書店員が選んだ「一番!売りたい本」のことだよね。本来、それくらい書店員は本好きのはずだが、この書店に入ったら「お前ら本当に本が好きなのかよ?」と言いたくなった。ワクワク感やドキドキ感が0で「本も売ってます」という図書館のようだった。たしかに蔵書は膨大だが、背表紙を美しく並べりゃいいってものじゃない。例えば、僕がこよなく愛す熱帯魚の本が釣りコーナーに並んでいた。「魚」でくくるな、この野郎。洋菓子店がキウイが載ったケーキと抹茶のケーキを「緑色」でくくるかよ。朝礼を好んでやるような大企業が書店を運営するとこうなってしまうのだろう。