説明しよう、鶏ちゃん焼きとは岐阜県の郷土料理のひとつであり鶏肉を使用した絶品の料理である。ただ、岐阜県とは言ってもすっげぇ山深い飛騨地方のことを指すゆえに１８分もあればＪＲの快速で名古屋に到着するプチ大都会の岐阜シティに住む僕たちからすれば味噌煮込みうどんのほうが確実に馴染み深い。ほら、飛騨古川を舞台にした大ヒットアニメ映画『君の名は。』の中でも主人公の若いカップルが鶏ちゃんをつまみながら一杯やっているシーンがあったよね。ウソウソ、ゴメンね。僕、１分も見てないの。はい、地元をこよなく愛しまくる巻頭文はここまでです。この寒い中、明日から仕事ゆえに「はぁ・・・」とため息ばかりついている次女と一緒に『赤い鳥 ＪＲ岐阜駅店』で熱々の「鶏ちゃん焼き」を食った。そうだ【ピンク・レディーの「ケイちゃん味」でも可】もよろしくね。
う～ん、１６８０円かね。あと３５０円くらい安かったら箱根駅伝で言うところの往路優勝だろう。そして、店員との相性がバッチシだったら復路も優勝にしてあげよう。この僕が追加注文をしようとパッとそっちの方を見たときに誰もいないんだよ。ピンポ～ンって呼ぶチャイムなどもなかったので案の定、そして僕は途方に暮れかけた。ま、相性というか店員の客に対する「間が悪い」のだろう。
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