砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

女子力の本当:あまりにかけ離れたザ・リアル

悲しいお知らせです。この僕の義母が吉永小百合と同い年であることが判明しました。抑えきれない怒りの感情を何にぶつければいいのだろうか。はい、あまりに悲しい現実の巻頭文はここまでです。「営業力がある」。それは「超能力がある」と同じこと。だってさ、営業力って超能力と同じように目に見えないじゃんね。ま、強いて言えば「洞察力がある」といったところだろうか。厳密に言えば「相手のwants(欲求)をneeds(需要)に変えるとサッとフトコロに入るのが上手い人」だろう。いずれにしても簡略化された言葉の意味する内容がトンチンカンなことは結構、多い。例えば、女子力とか。お茶やお花ができる女子は別に女子力が高いわけでも何でもなく、単にお茶やお花ができる女子。ミッドランドスクエアで氷の微笑をたたえる受付嬢は、それがお仕事だからやっているだけで女子力の成す技でもなんでもない。そして、スプーン曲げができる奴は「超能力がある人」ではなく「器物損壊が得意な人」というカテゴリに属すだろう。仮に本当に超能力を使ってスプーンを曲げたとしても、それで誰かがハッピーになるわけでもなければ、それが地域社会に貢献するわけでもない単なるお騒がせ野郎ということだ。学生時代に今はなき近鉄アミコ地下のお好み焼き店で培った腕で作ったシーフードお好み焼きを食べながら、営業力や超能力や女子力について平気で語れるこの僕に必要なのは消臭力。今ひとつのオチで残念ちゃんだが、今日のところはこれにて終了ふかわりょう。

お好み焼き