砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

恐怖のチキンカレー:反省や後悔は暇人のすることで謝罪は適当に

この僕が反省や後悔など一切しないことは、岐阜市大洞1丁目の願成寺の境内にある中将姫誓願桜が1929年に国の天然記念物に指定された記念すべき出来事と同じくらい有名だろう。うん、何気にビミョー。例えば、会社員の僕がミスを犯して会社に多大なる損害を与えたとしよう。そのとき僕は便宜上、上司には頭を下げるが「この僕にやらせたお前が悪い」「お前の指示が曖昧だったから」と腹の中で吐き捨て自分の中で決着をつける。53年間、そんな奴ですこの私。でもって半世紀以上、この方法でクリアできなかったことはひとつもないの。この僕の寿命が300年以上あったら反省や後悔をしてやってもいいが、あと70年半しか生きられないこの僕にはそんな暇など1ミリもない。そこらの安っぽい連中は事あるたびに反省会を開きたがるが、それで根本から問題を解決したことが一度でもあっただろうか。ね?解決できた気になっているだけじゃないだろうか。ね?人それぞれに考え方はあるだろうが、僕には時間のムダとしか思えない。でもね、この僕でもたまに反省や後悔をしてしまいそうになる場面もある。そんなときは自分がチキン野郎に思えて情けなくなるんだよね。そして、今まさに現在進行形だがね。メモを読み返したら、どうやら1.5倍以上のルーを一気呵成に入れちまったようだぜ。ずっと「この僕にやらせたお前が悪い」「お前の指示が曖昧だったから」とリハーサルをしているが、リスクマネジメントの一環として「すびばせんでした」という謝罪の弁も準備しておこう。バローのアルカリイオン水を少しずつ注ぐと見た感じだけを整えている僕がいる。

チキンカレー