砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

「面倒臭い奴」と「鬱陶しい奴」のその違い

旅先のホテルの部屋に入ったら最初に北見ハッカを3回ほどスプレーするというこの僕のトリビアをチェルシーのように君たちにも分けてあげたい。へぇへぇへぇ、たったの3へぇ。チクショー!ふと思ったのだが、キャロライン洋子は今、どこで何をしているのだろうか。その消息を知っている者はやり取りが面倒臭いのでイチイチ教えてくれなくてもいい。そこで結論から言おう「面倒臭い奴」は救いはあるが「鬱陶しい奴」はウォシュレットの便座にもならない。この僕は困ったときにだけよく相談されるが、それは当たり前のことで困っていないときに相談する物好きは滅多にいない。ただ、その仕方と頻度が問題だ。学術的には「困ったときだけ相談する奴=面倒臭い奴」で「しょっちゅう相談する奴=鬱陶しい奴」と思われがちだが、実際にはその逆だ。「ねぇねぇ、スギヤマさ~ん」としょっちゅう来られると最初は「一昨日、死んでくれ」と思うが、明後日からは何気に可愛くなる。相談される側からするとそういうものだ。ま、相手にもよるけど。一方、何か困った事があった際にその都度「今回もいいですか?」と来られると吐くほど鬱陶しい。しょっちゅう来る奴の相談なんて中身がシャビシャビで薄いけどたまに来る奴のそれはモサモサの剛毛なんだよ。いいかい、マジで。こっちからすれば強烈なストレートを食らうより可愛いジャブをチマチマもらったほうが楽なんだ。そんな大胆なビジネスチックなひとり言を残り物のご飯で作ったエビチャーハンを静かに食いながらそこはかとなくつぶやいていた僕だった。しかし、よく見るとペット用の皿っぽいところが笑える。

残り物のご飯で作ったエビチャーハン