砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

あの頃に正しかったことは30年後の今でもきっと正しい

おいおい、これが小学2年生の算数のテストかよ。1リットル=10デシリットルだと!?僕が青春を謳歌した昭和末期の頃の算数では30デシリットルだったぞ。んなこたあない。とは言え「今の時代とは違ってあの頃はそれが正しかった」と主張する痛々しい老人は結構多い。例えば「部活の最中に水を飲むな」が昭和の常識だったが、今では「死ぬぞ」と一蹴される。社会人になると「仕事に取り掛かる前に全員でラジオ体操をする」という悪魔の掟があったが、朝っぱらから疲れてまともな仕事などできなくなるしそもそもラジオ体操自体が体に良くない。しかし、それでも「あの頃はそれが正しかった」と大バカ野郎なことをシャーシャーと主張する痛々しい老人たちは団塊の世代を中心にムダに多い。このたった30年間で人体が劇的に進化したとでも言うのか、この野郎。午前11時23分、ちゃんと「あの頃は間違っていた」と正しい日本語で言えない情けない連中のことを「30デシリットルの人々」と僕だけはそう呼ぶことに決めた。

さんすうのテスト