砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

大江戸温泉物語や下呂松葉やエビアンなどで思い出づくりに貢献した僕@岐阜県下呂市

この夏、人として無理なら見せ掛けだけでもバージョンアップしてみませんか?おいおい、いくら何でもその物言いはスマホ片手の埼玉県は川越市民に対して失礼だろ、木下君。ってことで、今年の6月にノーマルの『大江戸温泉物語 下呂新館』からプレミアムにバージョンアップした『大江戸温泉物語Premium 下呂新館』を午前10時3分にドリーム号に乗って華麗に訪れた。

大江戸温泉物語Premium 下呂新館

誤解しないでほしい。宿泊ではなく日帰りの利用なんだ。しかも下呂なのに主たる目的は温泉ではなく巨大な屋内プールなんだ。いいかい、マジで。ハハハ、ちびっ子ギャングたちのこの夏の思い出づくりのためさ。ふぅ~、6月にも2泊3日で和歌山県は南紀白浜にあるアドベンチャーワールドまでレンタカーで連れてったったばっかじゃないか。いったい僕はどれだけ使い回しされるのだろうか。ま、お財布代わりとしてでも相手にされるだけマシかしら。んなこたあない。

屋内プール

ギョギョギョ!何と3時間近くも水に浸かっていたらDNAレベルで魚類に近づいちまったぜ。んなわきゃない。哺乳類に戻ると案の定、四方八方から「お腹が空いた!何か食わせろ」っぽい空気が厚みのあるゴシック体で襲い掛かってきて四面楚歌になった僕がいた。明朝体とは言わないまでも可能な限りキュートなポップ体くらいにはしてほしい。はい、このような流れから普通乗用車で2分の場所にある『飛騨牛レストラン 下呂松葉』を総勢6名で訪れた僕たちだった。

飛騨牛レストラン 下呂松葉

理不尽を絵に描いたような悲しいお知らせです。暗黙の了解でお支払いはすべて僕ゆえに1円でも出費を抑えるべく僕はと言えば、日替りランチの「さっぱりレモンおろしソースがてんこ盛りのチキンカツ」を食べたら想定外に美味しかったしボリュームも満点で質素にハッピーだった。ところが、ちびっ子ギャングたちのパパ、つまり周りの空気も人間の心理も読めない僕の息子は最高ランクの飛騨牛5等級でレアが美味いらしい「飛騨牛カツ」を「すっごく美味しい!飛騨牛ってこんなに美味しんだぁ♪」と声に出す必要のない日本語を四隅がハッキリしたゴシック体で発しながらバクバクむさぼっていた。そりゃそうさ。だって、僕の4倍近いお値段なんだもん。

飛騨牛カツと日替りランチ

ふ、まだまだ僕と僕のお財布は使い回しの魔のスパイラルから逃れることはできないようだぜ。今回の〆として資本主義社会のルールに基づいた多数決により水明館の中にあるロビーラウンジ『エビアン』で絶品のデザートを満喫することになった。僕はと言えば、せっかくなので定番の「下呂シュー」をノミの肺活量で地味に地道にバキュームしようと思いきや、これがまた「New下呂シュー」にバージョンアップ済みだった。あらゆる場面で「シン・下呂」って感じだった。

New下呂シューと熱い珈琲

はい、帰路に就く前に2022年の春に完成したばっかでまだ真新しい下呂市観光交流センター『湯めぐり館』に設置された巨大な黒板にちびっ子ギャングたちが夏の日の思い出をチョークで記した。それを背後から撮っている僕がブロッケン現象のように不気味に浮かび上がっていた。

夏の日の思い出を描くちびっ子ギャングたち

飛騨牛レストラン 下呂松葉の僕のレビューとマップ(詳細)はこちら maps.app.goo.gl