砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

鬼まんじゅうで人々を喜ばせてきた浪花堂が幕を下ろす日

長州力の滑舌どころではない筆舌に尽くし難いほどの悲しいお知らせです。岐阜市真砂町にある老舗の和菓子屋『浪花堂』が昨日、11月30日をもって80有余年の幕を閉じました。甘党の僕としては本当に残念です。『大龍寺』の絶景を眺めるために【粟野】を散策した昨日の僕は、その帰りに『浪花堂』に立ち寄って名物の「鬼まんじゅう」を大人買いして自分の部屋で悠久の歴史に思いを馳せようと目論んでいた。それがあーた、大人買いどころか訪ねてみれば、並んでいた3人の先客から「今日は予約の分だけですって・・・」と残念そうな声が漏れていた。へ?恐る恐る僕も女将さんっぽい女性に「きょ、今日は予約の分だけ・・・」「はい、すみません」とのこと。オぅマイガ~ッド!あ~んどアンビリーバボぉーうぃずガッテム!ま、しゃーない。長い間、本当にお疲れさまでした。ほら、ご覧。記念に収めたものの背景に映る柳ヶ瀬の新たなランドマークとして登場して間もない『柳ケ瀬グラッスル35』との罪なき対比が妙に切ない。

浪花堂