砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

ぎふ町旅シリーズ第166弾@粟野:シニア・スターの喜劇

プチ大都会である岐阜シティの魅力を余すことなく伝えるべく、岐阜市を細分化して町別に紹介する「ぎふ町旅」シリーズ。こんな画期的な企画をタダでやってあげるこの僕をもっと評価してやったらどうなんだ。ってことで、第166弾は粟野だよ。そう、間違っても「くりの」ではなく「あわの」だ。あ~わ♪あ~わ♪ by バグルスの『ラジオ・スターの悲劇』風。今回の主たる目的である『大龍寺』を訪れた。いい。問答無用にいい。その後、数秒間で山県市に越境すると中華料理店『太平洋』で生ビールをあおりながら「ニラレバーランチ」を全力疾走で堪能した。今回は急ぎの用事があったので食後、この店の中で日記を書いて〆た動画はご覧のとおりです。

岐阜バスの昼得きっぷの権利を行使してバス停「高富大竜寺前 」で降りた僕は、目と鼻の先の『大龍寺』へと向かった。すると、目の鼻の先の目の前に赤と緑の世界が一気呵成に広がった。いい。問答無用にいいし問答をしてもいい。こんなステキな名刹が粟野にあったなんて・・・。

大龍寺

春と秋には庭園が一般公開される。その期間中は侘び寂びの中庭を眺めながら抹茶と「起き上り最中」を堪能できる、らしい。今秋の一般公開はすでに終わっちまっていた坂本(泣)。来年は春でも秋でもOKなので是非とも訪れたい。そもそも僕と「起き上り最中」とはずっと昔からの付き合いなんで切っても切れない関係なんだよ。そっちかよ。ハハハ、これは軽いジョークだ。

大龍寺

ここで今さらながら説明しよう、荘厳なる『大龍寺』は「祈願だるま」と「ドウダンツツジ」が超有名な臨済宗の寺であり戦国武将の稲葉一鉄ゆかりの古刹としても知る人ぞ知り知らない人は知らない。しかし、通称「だるま観音」と呼ばれるだけのことはある。目の前にド迫力の巨大なだるまが腰を据えている姿は圧巻だった。このだるまはどこを見て何を思っているのだろうか。

大龍寺

傘も要らないくらいの小粒の雨も上がって徐々に青空が広がってきた。ふと振り返ると興福寺の南円堂を思い出したメルヘンチッカーな僕は、貸し切り状態の目の前の絶景を今一度、目に焼き付けた。きっと桜の時季もいいだろう。今日の僕は、一人きり赤と緑の世界にもてあそばれた。

大龍寺

とは言え、いくら絶景を眺めていても腹は減る。ま、そりゃそうだ。だが、粟野界隈に飲食店は皆無だった。そこでだ、サクッと山県市に越境すると中国人っぽいスタッフが営む中華料理店に入った。なぜか店名は『太平洋』だ。座敷席が多くて家族連れでも利用しやすいが、店内に漂う雰囲気がブルース・リーの映画に登場する香港のそれっぽくてちょっと懐かしい気分になった。僕は、生ビールをあおりながら「ニラレバーランチ」を堪能した。うん、実にいい。これだけのボリュームなのに710円とはほとんどタダみたいなもんだよね。ま、タダじゃなかったけど。

ニラレバーランチ

[動画内検索タグ]大龍寺,太平洋,浪花堂

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