砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0092滴:枝葉末節

最近のお笑いタレントの名前を、スラスラと言う中学生を見て、そんなと ころで、かなりの世代ギャップを痛感した@吉本では、船場太郎と花紀京 が好きだった杉山です。

ちなみに、藤山寛美の独特なしゃべりの“間”は、かなり文章の勉強にな り、思いっ切り意識しています。当然、初代のです。

そして今でも、海原千里・万里の「ビールのおつまみに蚊取り線香を…」 というフレーズが、アタマの中からズッと抜けません。

さぁ、そんな小さい頃ちょっとでも面白いことを言うとお前なんか吉本へ 行けって言われたってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■世界の人口が、約64億人とすると、その中で 日本語を話すことができる割合は、約60分の1となります。

日本語だけで十分です。

■英語関係のメルマガでも、発行すれば、かなり読者が増えるので、 相当みなさん、興味というか関心があることだと思います。

何が目的なのでしょうかね。

■先日、ちょっと大き目の会社の会長にお会いしました。

インターネットの時代だから、可愛い孫には とにかく英語を勉強させる、って胸を張って言っていました。

■日本語なんて、どうでもいいとも言っていました。

まぁ、なんてハイカラなお爺ちゃんだこと。 腹の底から、間違っている。

■ネットの時代だからこそ、日本語が大切なんです。

英語のHPは、イッパツで翻訳できるサイトが腐るほどあります。 無機質な単語の温度を上げる方法は、日本語の使い方しか あり得ません。

■英語は、文章の最初で、肯定か否定かが分かります。

日本語は、語尾でそれが分かります。 だから、奥が深くて面白いんです。

■当然、英語を軽んじている訳ではありません。

でも、生まれ育った環境で性格まで決まる、という私からすれば 英語は言葉ではなく、記号です。

■英検3級で甘んじた私には、分からない世界かも知れませんが、 いくら英語の意味が理解できても、その内容を判断し決断する 伝家の宝刀は、日本語だという気がします。

だって、日本語の解説を読みながら、英語を勉強しているんだから、 その日本語の読解力が低かったら、散々でしょ。

■要は、意味が分かるのと思考の礎とは、まったく違う、ってことです。

言葉は、ツールです。それは意志の伝達のためだけでなく、 思考の際に、一番役立つツールです。

■枝とか葉は、太い幹がないと育ちません。

だから、枝葉末節っていう、美しい言葉があるんです。 ですから、幹を太くしましょうよ。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

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その代り重い話はちょっと勘弁です。 「ヤッホー!」レベルの会話が最高です。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━