砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0175滴:半径2メートル以内で十分に気づく

沖縄料理を食べた後の帰りの電車で、右上の奥歯に詰まったゴーヤを舌で クチュクチュと取っていたら、髪の長いOLと目が合った@かなり大きな 音がしてたのね…、昨日は岐阜までの18分が、かなり長く感じた杉山です。

だって、左の上の奥歯が痛いので、負担が全部、右の奥歯にかかるんです。 冷たいビールを飲むときも、舌先で左上の奥歯をソッとふさいで守ります。

だから、こぼすのさ。

さぁ、そんなゴーヤだと思っていたら豚の角煮だったってハナシはバシッ とやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■自宅で使っているフォークの先は、何本に分かれている?

携帯電話に表記されている通りに、0~9までの数字を、 思い出して並べてみましょう。ってなビデオを観ました。

■下手な漫才よりは、面白かったです。

気づくためのトレーニングってことでしたが、 フォークの先や携帯電話の数字を観察しても、 貴重な視力と体力の、無駄遣いで終わりです。

■こんな私は、自分の携帯電話の番号ですら、 覚えちゃいません。090-76…???

だって、自分にかけることがないからです。 それに、5桁以上の数字ならば、預金通帳 のそれにしか、まったく興味はありません。

■今日まで必要のなかったものは、明日も要らない。

だから、つまらないことに、気とお金を使っても、 明日の自分は今日までと、まったく変わりません。

■肝心なのは、今の自分に気づくことです。

フォークの先や携帯電話の数字ではなく、 今まさに自分を、観察することなんです。

■誰でも最後は活字に頼る、そんなものです。

悩んでいる人の本棚には、ひろさちやとか 瀬戸内寂聴が一杯です。見れば分かります。

■そして最後は、そう、五木寛之なんですぜぃ。

お客さんの会社に伺ったときには、決まって、 一番最初に本棚を、ザッ~と眺めるこんな私。

■半径2メートル以内の、自分を見つめる。

自分の本棚や、机の中、そしてギュッと 目を閉じるだけで、何か気づくハズです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

メールで“ひょっとして先輩ですか?”って、 上記の後輩が、昨年の暮れに送ってきました。

25年前に、校舎内ですれ違ってはいるでしょうが、 お互いにまったく知りません。

この住民放送のローカルなネタで、 中学の先輩なんだと分かったようです。

名古屋駅で待ち合わせたときに“砂漠に水”って書かれた、 大きな紙を広げて群集の真ん中に立っていました。

他人のふりをしました。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━