砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0203滴:点と線、そして面

雨の降る午後は、シェイクスピアか中学のときの卒業写真をめくりながら、 ハイ・ファイ・セットを聴いては涙する@多分、卒業写真を選ぶ杉山です。

ちなみに、太宰治の2~3冊を目の前にして、山崎ハコを聴いたときには、 快晴でも大雨でも、明るい暗いを通り越して、奈落と腹の底から笑えます。

さぁ、そんな中島みゆきの歌とトークのギャップにショックってハナシは バシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■こんな私の仕事とは、考えることなんです。

いくら原価が0とは言っても気は遣います。 そして、そのお客さんのアタマも使います。

■考えるのにも、コツがあるんです。

あまり深く考えても、キリがない。 浅い考え方では、改善はされない。

■そう、井戸掘りとまったく一緒なんです。

的確な水脈さえ見つければ、それ以上 掘る必要なんてありません。ちなみに、 私は井戸を掘ったことなどありません。

■だから、必要以上に深く考えることはありません。

考えるときは、深さじゃなくて、広さなんです。 深く考え過ぎると、いつかはクビをくくります。

■猛暑で、ビヤガーデンや床屋が 儲かるのは、誰でも分かります。

でも、天ぷら屋も儲かるんです。 暑い日に、家でガスは使わない。

■その天ぷら屋が、水脈なんです。

ビヤガーデンや床屋のレベルでは、差は出ません。 天ぷら屋が儲かる理由を考えて、そこで終了です。

■あとは、点から線へ、そして面へ。

天ぷら屋が儲かる理由が分かれば、 それを深く掘り下げるのではなく、 横へと発想を広げるだけなんです。

■勝つのではなく、負けにくいのが、勝ち。

点って、消しゴムで簡単に消されます。 線って、ちょっと厄介です。広い面は、 手が疲れるので、絶対に消されません。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

こんな雨の日には、『リヤ王』の中の コーディーリアを思い出します。

それしか知りませんので。

で、全然関係がないのですが、昨日、 4ヶ月ぶりに床屋で散髪をしました。

たしかに床屋では、散髪以外に あまりすることはありませんが。

で、只今、モーレツに寒いです。

この寒さを誰かと共感したいと思うくらい、 そんな真冬の稚内2丁目並みの、寒さです。

ちなみに、稚内へと行ったこともなけりゃ、 稚内に2丁目があるかどうかも知りません。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━