車の運転だけでなく、休日の人ごみを歩くときも基本的には直進を好む @むしろ車線変更なんかよりも者線変更の方がとっても苦手な杉山です。
ちなみに、自転車でも同じです。で、そんな自転車の名前はあずさ2号。
さぁ、そんな狩人じゃなくて真野あずさを二号にしたいだけってハナシは バシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■嬉しいけど悲しいってことはありませんが、
悲しいけど嬉しいってことはあるものです。 昨日、寒い雨の午後に、訃報がありました。
■あれは、約2年前。
資金繰りに苦しむ小さな会社の社長から、 いろいろな相談や悩みを受けていました。
■最初に手をつけるのは、保険の解約です。
私と会うその前にすでにすべての保険は、 解約済みの状態でした。そして病気です。
■たび重なる肉体的、精神的な疲労のために、
病気となりました。が、保険金は出ません。 だから、経済的な疲労が上乗せされました。
■そして破産です。
でも、破産にも費用はかかります。±0にする スタートラインに着くにも、お金はかかります。
■お金がなくて涙を流す人を初めて見ました。
とにかく目を合わせるのが辛く苦しかった。 だから、私にできる作業は無報酬でやった。
■大きな成果より小さな満足。そんなものを
感じた。でも、その社長が亡くなりました。 忘れかけていた記憶の中から鮮明に浮かんだ。
■葬儀はすでに終わっていました。
葬儀が終わってから、しばらく経った昨日に、 手書きの遺言書を開いたそうです。その中に、
■私への感謝の言葉が書いてありました。
震えるような小さな文字でしっかりと。 悲しいけど嬉しくて涙でかすみました。
■小さな満足が大きな誇りに感じました。
その人の最後の共演者に選んでいただき、 この上ない深い感動とともに合掌です。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
辛く苦しむことも、 辛く苦しむ人を見るのも、もう嫌です。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━