いくら男性とは言え２人きりで個室に入って１時間も体を揉まれるために、 丁寧にヒゲを剃ると甘い香りの香水を塗った＠靴下の穴を隠した杉山です。
ちなみに、普通の人間なら泣き叫ぶほどの激しい痛みを背中に覚えました。
ですから、強靭な精神力で痛いと言う表情も見せずに治療院へ行きました。
さぁ、そんな「注射なんて打ちませんよね？」と逃げられる体勢で訊いた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ～ッとお読みください。
■その治療院の若い先生が言うには、
どうやら軽いヘルニアみたいです。 しかし、軽いと言う表現ではなく、
■プチ・ヘルニアと言われたので、
なんだかさらに軽く感じました。 病名は横文字の方が爽やかです。
■実は今から３年ほど前には階段も上れないほど痛かったんです。
４～５回ほど整体に通って体を誤魔化したら痛みは取れました。 そして、今回はそれよりも軽いですが３年ぶりに再発しました。
■すると「どうして３年前に治さなかったの？」とみんな言います。
でも、私にすればテキトーに処置しただけで３年も持ったんです。 そう、今回も４～５回ほど通えばあと３年は持つと思っています。
■なんでも完治すればいいってもんじゃありません。
不安と同じように小さな原因を背負っていた方が、 なにも背中にないよりは長生きできると思います。
■だから、多少の痛みを伴った方がきっと長くは生きられます。
そして、私は爽やかな短命よりも複雑な長生きを選択します。 だって、楽しいとか面白いと言う感覚は長く生きた結果です。
■太く短い人生に楽しいとか面白いと言う感覚は発生しません。
辛くても苦しくても１分１秒でも長く存在したもん勝ちです。 不安とか痛みを一掃するかのように取り除くことはＮＧです。
■小さな不安を取り除くと新しい大きな不安が発生するし、
軽症の病気を完治したら新しい重症の病気が発生します。 せっかく小さな不安とか軽症の病気を背負っているなら、
■もっと大切に扱った方がさらに長く生きられると確信をしております。
小さな会社の社長にもよく言いますが、借金があろうが赤字だろうが、 長く続いたその先になにかあるんです。破産も長生きをする手段です。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
こんなことを言うと「破産したら終わりじゃないですか」とみんな言います。 でも、そうなれば司法書士にお願いしてまた会社を登記すればいいだけです。
そんなものは何回でも何個でも会社なんか作れますし、 作らなければ個人事業主として始めればいいだけです。
借金を抱えたり赤字の会社の社長は絶えず病気を患っているのと同じで、 いざとなったときには腹を括る覚悟が準備万端できているので爽快です。
ところがなんの不安も病気も背負っていない元気な社長は、 小さな赤字とか不慮の事件が発生しただけでパニックです。
今朝の日経新聞にサッカーのジーコ前監督のコメントが載っていました。 「負けて国に帰ったらトマトや卵をぶつけられる厳しい国には敵わない」
少し違いますが、でもプレッシャーも軽い病気や不安のようなものです。 だから、辛いことも苦しいことも長く生きたらそれが快感に変わります。
そして、太く短い人生にはそれがまったく味わえません。 背負えるものは背負えばいいし背負える内が華なんです。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
