砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0252滴:傷を負ったブランドでも価値はある

昨日、コメダ珈琲の片隅で、名刺を交換した人の名前が、栄八さんだった @30分間ズッ~とアタマの中には、A8って文字が浮かんでいた杉山です。

そのとき、珈琲カップを持つ手が震えるくらい、グッと笑いを堪えました。

ちなみに、コメダ珈琲のマグカップは結構、大きくて重たいので辛いです。

さぁ、そんな私の知り合いの原真紀さんは今どこにってハナシはバシッと やめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■ザッ~と見渡してみても、我が家に

SANYOの家電製品は、 1つもありませんでした。

■家電がなくても、生きてはいける。

ですから、必需品ではありません。そこに 需要を作り出すのがブランドです。

■いくら私が、

車はトヨタ、ビールはキリン、家電は松下に限る、そんな 保守を絵に描いたような男でも、船井のデッキは持ってた。

■それに今では、

車は日産、ビールはアサヒ、家電はソニーも受け入れ可に 変わってます。価格と店員の態度で、簡単に変わる男です。

■でも、SANYOの製品は、一つもない。

今朝の日経新聞に、CEOが変わるって 書いてありました。最高経営責任者です。

■泳ぎ回る回遊魚とジッとしている海底魚。

多くの消費者や社会や時代のニーズを探るアンテナがなく、 上の意向ばかりうかがうのをヒラメ社員って言うそうです。

■0になにを掛けてみても、所詮、0。

いくら良い製品でも、世の中のニーズに合っていなければ、 倉庫が在庫の山です。

■0に0を足し続けたって、所詮、0。

いくら良い製品でも、世の中に露出し、知らしめなければ、 なかったことと同じ。

■考えて動くから、ブランドが生まれます。

ベータやスマートメディアのソニーって、 ベータやスマートメディアのソニーって、言われるんです。

■でも、0よりは、ズッとマシです。

傷がつく、そんなブランドがあるだけ、マシなんです。 要は、ブランドの作り方を知っている、ってことです。

■0がいいのは、原価だけ。

傷を負ったブランドって、逆にそれを武器にもできる。 一番怖くて一番困るのは、負を恐れ歩かないことです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

さぁ、今日も光合成には丁度いい天気です! 書を捨てて、ティッシュを脇に野に出よう!

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━