砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0464滴:運命の開拓

神戸に住む砂漠の住人から、パッと浮かんだ四字熟語を3つ言えと言われ、 天声人語と付和雷同と我田引水と答えた@これ以外は浮かばない杉山です。

ちなみに、ズ~ッと前からですが、天声人語って四字熟語ではありません。

ここだけの話ですが、付和雷同は市川雷蔵、我田引水は引田天功に似てる。

さぁ、そんな3つの言葉のハッキリした意味など本当は知りゃしないって ハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■そう、こんな私が親に感謝することの一つに、

サラリーマンのお家だったってのがあります。 だから、自分で自由に進む道が選べたんです。

■で、タラレバの話は嫌いですが、

もし私が呉服屋の息子だったら、 ここでこんな話はしていません。

■ってことで、宿命と運命の2つです。

宿命は生まれる前から定まっていて、 どうにもならない運命です。だけど、

■その運命は、身の上に降り掛かるもので、

きっと自分のチカラで切り拓けるんです。 そう、切り拓けない運命は存在しません。

■そして、世襲と踏襲はまったく違います。

呉服屋に生まれれば、呉服屋を継ぐのが、世襲です。で、 その古いやり方をそのまま受け継ぐのは、踏襲なんです。

■多くの2代目や跡継ぎって、踏襲しかしていないんです。

だから、生まれた時点で自分の人生を半分捨てるんです。 でもね、世襲をして新たに自分のやり方を見出す奴って、

■絶対に生まれた境遇に感謝して、恩返しをするハズです。

今、こうして生活ができるのも、お家のおかげなんです。 そんなんが分からないようでは、物は絶対に売れません。

■サラリーマンでも呉服屋でも生まれた境遇に恩返しです。

でもそれは、自分だけの決してとらわれないやり方でね。 そう、そのお家のルールを含め他人の言いなりだけには、

■なにがあってもならないことです。

それが跡継ぎのルールです。そう、 ルールは絶対に自分で作るんです。

■だけど、決して運命に逆らう訳ではありません。だって、

自分の過去やお家を否定したら、今の自分はなんなんだ。 そう、全部を受け入れ、新たに切り拓いてみせるんです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

で、今回の砂金のゲストも素晴らしい方でした。

近鉄の伊勢市駅まで汚い車で迎えに来てくれて、 本当にありがとう。もう二度と乗らないからね。

まったく話は変わりますが、東京だけじゃなく、 この味噌仕立ての名古屋でも忘年会を行います。

ちなみに、東京でも名古屋でも砂漠ってつきますが、 こんな私とはまったくもって一切、関係ありません。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━