砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0465滴:優秀な社員の失敗は儲けもの

つい先日、大阪に住む毛利弥江さんじゃない毛利さんにメールを送ったら、 毛利さんを身売りさんと打ったらしい@少しだけお叱りを受けた杉山です。

ちなみに、キーボードのOとIが仲良く並んでいるのが、一番の原因です。

ですから、OとIって右の人差し指の担当エリアなんで、限界があるのさ。

さぁ、そんな右の人差し指と左の人差し指だけで半分ずつ分けているんだ ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■世の中、本当に欲しいものは手に入りにくいものです。

そして、一度手にしても、いつかは離れてしまいます。 だから、一度手にしたら、あとは握力の問題だけです。

■和歌山県の小さな会社の社長から、相談を受けました。

12人の社員の中で、たった一人優秀な奴がいますが、 優秀な奴に限って早く会社を去るのでなんとかしたい、

■ってな相談でした。

いくら待遇を良くしても、会社自体が素晴らしくても、 優秀な奴ってどう言う訳か辞めたくなるものなんです。

■でも、簡単です。だから、担保を取ればいいだけです。

要は、優秀な奴に軽く失敗をしてもらえばいい、ってことです。 そう、軽くです。致命的な失敗だと会社もなくなっちゃいます。

■だから、200~300万円の穴を空けさせるんです。

すると、蒼ざめて責任を取ろうとします。そう、 そこで、私が補填をするから心配しなくていい、

■そう声を低く落として、斜め45℃で話すんです。

そのイメージは綿引勝彦です。これで完璧です。 その社員が優秀であればあるほど一生使えます。

■ちなみに、そのときのちょっとした問題は、2つです。

優秀な社員が補填できる程度の穴ではNGで、そして、 既に辞めたいときには逆に正当な退職理由になります。

■所詮、人事なんて好きか嫌いかだけなんです。

だから、優秀な社員がミスをすると可愛くて、 優秀じゃない社員がミスをすると憎いんです。

■だから、社員に価格をつけるんです。社長が、

いくらまでは補填できる社員なのか、ってね。 優秀な社員が失敗したら、儲けもんなんです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

で、綿引勝彦調で、私が補填をするから心配しなくていい、 って言った後には、必ず“みんなには内緒だからな”って、

小さく耳元でささやきながらソッと離れて目で殺すんです。 もう悪代官並みです。でも、これが社員には嬉しいんです。

昨日、今度は大阪に住む毛利弥江さんの毛利さんが、 愚痴ボードの愚痴勇蔵に書き込んでくれたんですが、 この住民放送が週刊で届くって言う人が結構、多い。

そんなことは私の性格上、思いっ切りあり得ません。

365日、雨でも晴れでも黄砂が舞っても、 そう、腐っても…→完全日刊!のこんな私。だから、

届かなかったら、バックナンバーを開くか、 きっと縁がなかったと思って諦めて下さい。

世の中は、本当に欲しいものは手に入りにくいものです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━