砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0561滴:給湯室の人々

岐阜大学医学部の2人の学生が、こんな私のカラダを心配してやって来た @なにが専門かは知りませんが、やたらとアタマを指で叩かれた杉山です。

ちなみに、いくら甘いもんが好きとは言っても、スイカじゃないんだから。

ですから、それでなんの問題もなく健康って言われてみても嬉しくもない。

さぁ、そんなかなり濃度が高いいい脳ミソしてますねぇ~って褒められた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■社長に限らず、そこそこの役職者って、

決して給湯室には入りません。だって、 自分でお茶を入れることを好みません。

■しかし、午後3時の給湯室ってパラダイスです。

本音と愚痴と根も葉もない見事な噂の巣窟です。 だから、給湯室の人々を敵に回したら厄介です。

■そう、もっと給湯室をこっちに活用するんです。

どんな軽い世間話でも応接室で話されると結構、 重いんです。それは、きっと対峙するからです。

■正面を向き合うのはケンカかお見合いかどっちかです。

そして、3坪以上の給湯室など見たことがありません。 だから、どんなに嫌でも物理的にくっ付いちゃいます。

■安い椿油を髪に塗る部長や課長は迷惑なんです。

そして、出がらしの珈琲を片手に右左の関係は、 灰色のオフィスでは気がつかない世界なんです。

■また、派閥が異なる戸籍上の女性は、

その給湯室の中には一緒にいません。 もう人事部長垂涎のお部屋なんです。

■ただ、そうは言ったものの大きな問題は、

いくら偉い社長や部長や課長であっても、 給湯室の人々に認められるかどうかです。

■そう、給湯室には給湯室のルールがあります。

就業規則には書いてないけどね。聞いた話は、 蛇口をひねったらその場で水に流すことです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

肩書きを給湯室専属コンサルタントにしてもいいくらいです。

そう、どんな小さな会社にもそれなりの水屋はあるものです。

トイレを見ればその会社やお店がよく分かるって言いますが、 それは森永のココア以上に甘い。意識が向かないその場所は、

給湯室しかないんです。

だから、給湯室を一日張り込んで、何時にだれとだれが入ったのか、 そんな統計を取ってマトリックスのセグメント表を作ればOKです。

おぉ!あの人とあの人、こいつとあいつって線で結び、 1ヒット2ブローとか、2ヒット2ブローとかやって、

その内ほとんどビンゴになるはずです。 ミツバチの活動範囲のように単純です。

そう、3坪以下の密室に嫌な人とは1分も居られません。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━