砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0584滴:右手の行方

最近、刺激が不足していたのでモロゾフのチョコレートをお湯で溶かして、 薬用のメンソレータムにコーティングをした@かじりたくなった杉山です。

ちなみに、まるでチョコバナナのようでした。ただ、キャップが閉まらん。

ですから、唇に潤いを与えれば与えるほど見た目にも不健康な色合いです。

さぁ、そんな溶かすだけならモロゾフやゴディバじゃなくてロッテにする ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■いくつまでが若手なのかは分かりませんが、

ちょっと前に若年層のオフ会に行きました。 ほとんどが20代後半の男性ばっかでした。

■これから起業する人や起業して間もない人たちの交流会です。

そのほとんどは黒のラフなスーツにあごヒゲでした。だから、 薄いのに鼻の下だけを剃った次元大介のようなあのヒゲです。

■そして、こんな私は上条恒彦のような不精ヒゲでした。

小さな優越感に浸っている私に数名の若者が近づいて、 丁寧に名刺を差し出すかと思ったら右手でした。そう、

■手を握ると書いて握手です。

きっと満足に英語も喋れないような若者だと思うのですが、 まるでマイクロソフト社の社員のような外資な右手でした。

■しかし、私の中では右手は年上の人から差し出すものです。

だから、社会的な地位など関係なく決まって年上なんです。 拒否をしたらこっちが悪者になるので仕方なく出しました。

■でも、もう二度と会うことはありません。

そう、私は右手が汚れるのが嫌いなんだ。だから、 面識のない人に握手を強要するのは暴力なんです。

■そして、こんな私の周りには人生の先輩が多いので、

ただひたすら右手が出るのかどうかを待っています。また、 良識的な先輩ってこっちの様子を伺いながら差し出します。

■そう、常識も大切ですが社会ではその上の良識が肝心です。

いくら握手がいいとは言っても相手のご都合もあるんです。そう、 常識は教科書どおりでOKですが良識は相手を察するチカラです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

どんな人であっても年上なら先輩です。 なので、デキの善し悪しは二の次です。

だから、当然のように高い所から手を差し出す、 そんな小僧が私の常識の中では考えられません。

ま、勘違いをしているんだと思いますが、 きっと言ったところで分かりゃしません。

だから、最初っから付き合わないのが賢明です。

そして、握手を拒みたいと言う私の無言のメッセージは、 右手にどう考えても理不尽な大きな荷物を持つことです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━