2006-05-19 辛く切ない物語 楽観日記 今日も嗚咽するような見事な住民放送を終えて、小腹が空いた。そして、探した。目を閉じた私は、やさしく耳を澄ました。甘い声は聞こえなかった。泣くような辛い声が小さく聞こえた。戸棚の奥だ。カラムーチョだ。ベビースターにつぶされていた。私は手を差し伸べた。そして、食べちゃった。完。