砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0658滴:隣の他人と先の自分

たとえDVDデッキであろうとも調子が悪くなったらB型だからと罵られ、 調子が戻ったらAB型を輸血したって脅される@輸血されそうな杉山です。

ちなみに、6年程前に購入したDVDデッキは雨が降るたびに点滅します。

ですから、とっても高価だったので湿気に反応するタイプかも知れません。

さぁ、そんなB型より個性が強く協調性のない奴を杉並区って呼んでいる ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■いろいろな業種のお客さんがいらっしゃいますが、

最初にお訊ねするのが同業者のことです。だから、 理想とする先や売れている同業者をお訊ねします。

■で、いつも問題になるのは、

まったく知らない人よりも、 知り過ぎている人なんです。

■だから、ストーカーじゃないのかと思うくらい、

同業者のことを知り過ぎている人が結構、多い。 しかし、知り過ぎている人ほど苦しんでいます。

■それって品揃えばかりに目が行っちゃうからです。

そう、隣を見ると必ず品数を増やしたくなります。 でも、理想とする先やだれでも知っているお店は、

■大きいんだから品数が多いに決まっているんです。

それにそこまでにした実績とノウハウがあります。 そんな同業者に憧れてみたところで辛いだけです。

■隣を見るんじゃなくて先を見る。

隣を見ると品数に走るんですが、 先を見ると効率を考えるんです。

■そう、たとえ無闇に品数を増やさないように戒めても、

左隣がたくさん売っている商品に力を注ぎます。でも、 左隣がたくさん売っている商品は右隣では売れません。

■やるって決めたなら隣を見ずに先しか絶対に見ません。

そう、同業者のマーケティングは商売を始める前です。 要は、腹をくくったら隣じゃなくて先しかありません。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

で、私のDELLのお気に入りの中には、 同業者のサイトなんて一つもありません。

第一、どなたが同業者かも分かりません。 そう、私の本業が自分でも分かりません。

先日、和菓子屋のサイトを観ていたときに、 あ、隣を見てはいけないって思いましたが、

間違っても私は和菓子職人ではありません。

そして、ジッと手を見る。

だから、知り過ぎた人は品数と主力商品を揃えます。 そして、隣の大きな同業者と同じことをやった結果、

潰れます。少し考えれば分かるんですが、

隣にはすでに常連客もついているんだし、 それを売る仕組みと仕掛けがあるんです。

要は、隣を見たところでいいことなどなにもありません。 そう、先を見ないと自分の仕組みと仕掛けはできません。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━