砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0693滴:垢も身の内

私が大きな罪を犯した日にはこのバックナンバーがマスコミで公開されて、 やっぱり言動に問題があると分析される@意地でも罪を犯せない杉山です。

ちなみに、今のところ言動は問題ですが大きな罪を犯す予定はありません。

ですから、万が一のときには犯罪心理学者の福島章氏に分析をして欲しい。

さぁ、そんな日本テレビのザ・ワイドにどれだけ取り上げられるかが問題 ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■こんな私は前にも言いましたとおり、

成功した社長の講演など聴きません。 後になって作られたものだからです。

■それに成功した原因って運がよかっただけなんです。

だって、講演で話したとおりに成功するんだったら、 今からでもまったく同じように成功できるはずです。

■だから、失敗した社長のお話がとっても貴重なんです。

だって、そのとおりにやらなきゃ絶対に生き残れます。 そして、積極的な予防策は消極的な対策より強いです。

■そう、失敗の原因ってほとんど内圧です。

要は、身内からの圧力なんです。だから、 社員とか仕入れ先から発生した問題です。

■でも、多くの人は外圧ばかり気にします。

要は、同業他社とかライバルのことです。 そう、外圧に面と向かって闘い挑みます。そして、

■気づいたときには身内の問題に対処ができません。

外圧に対する対策はどんな会社でも持っています。 でも、内圧に対する予防策って持っちゃいません。

■どれだけ立派な城壁と深いお堀を作ったところで、

お城の中で謀反が起きたら対処ができないんです。 かえって立派な城壁と深いお堀がアダとなります。

■だから、外に目を向ける以上に内に気を遣うべきなんです。

積極的な対策よりも身内への予防策が最優先です。そして、 どんなに問題がある身内でも敵じゃなく垢だと思うんです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

で、問題がある身内を敵だと思ったら、 外にも内にも敵がいることになります。

そうではなくて自分の体についた垢だと思えばOKです。 拭いたいときに拭えばいいし別にあっても肌の一部です。

そう、闘うのは外圧であって治めるのは内圧です。 ライバルへの対策を練っている会社は多いですが、

身内の問題に予防策を打つ会社はまずありません。

しかし、長く続かない会社のほとんどの原因は、 外からの攻撃じゃなくて内からの問題なんです。

そう、絶えず積極的な予防策を打ち続ける会社だったら、 いくら問題のある身内でも垢も身の内だと思うはずです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━