砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0710滴:幸せの途中と途中の幸せ

石川県の片山津温泉で肩までどっぷりと熱い湯に浸かっている予定の私は、 特急しらさぎの時刻を気にした@発車時刻の1時間前に駅にいる杉山です。

ちなみに、過去最高は名古屋駅で東京行きの新幹線を2時間も待ちました。

ですから、事故でもなんでもなく通常運転なのに待合室で座っていました。

さぁ、そんな帰りの電車のことを思うと温泉に行かない方が気分は休まる ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■本日はタイマー放送でお届けをしています。だから、

石川県ってインターネットが繋がっていないんです。 そして、片山津の熱い湯に浸かりながら私は思った。

■温泉にどっぷりと浸かると体力は消耗する、ってね。

だから、温泉の熱い湯に浸かるのが幸せじゃなくて、 温泉に行くことができる今の自分が幸せだ、ってね。

■そう、幸せの対象ってあっちではなくてこっちです。

でも、多くの人は温泉自体に幸せを求めちゃいます。 要は、高級な幸せを掴もうとして湯当たりをします。

■こんな私はユーキャンで買った3万円の日本地図が大好きです。

それは岐阜の祈年町に居ながらにして全国を旅できるからです。 きっと実際にその地を訪れるよりもズッと幸せかも知れません。

■幸せは行った先ではなくて、

思ったこっちにあるんです。 自分の気持ち一つなんです。

■ラスベガスへ遊びに行ったところで見つかりません。

近所のラーメン屋に行く途中にだってあるはずです。 幸せに途中はないけれど途中に幸せは必ずあります。

■たった今、自分が幸せだと全然、感じられない人は、

なにか大きいものや立派なものを探しているんです。 ですから、探して見つけてみても値が張る物体です。

■そして、幸せを感じるためには、

たったの1円さえも要りません。 すべての途中にいつもあります。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

でも、この放送を書いたのは10日の月曜日なので、 片山津温泉の湯が熱いかどうかはまだ分かりません。

そして、こんな私はとにかく時間に細かいので、 電車に乗るだけでも3リットルくらい疲れます。

でもって、熱い湯に浸かっている間でも、 部屋の荷物が心配で速攻で出ちゃいます。

要は、疲れるために温泉に行ったとしか思えないんです。 だから朝、目覚めたときにいつもの景色が最も贅沢です。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━