砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0733滴:鼻で感じる第一印象

今のDELLを使い始めてから随分と経ちますが“すぎやまひろみち”を いくらやっても“杉山弘道”に一発で変換しない@複雑な心境の杉山です。

ちなみに、今では嫁さんの下に左遷された富士通は一発で変換できました。

ですから、今のDELLに今ひとつ心の底から愛着が湧きにくい心境です。

さぁ、そんな私にとって大切なのはCPUではなくて絶対的な服従なんだ ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■初めて会って名刺を交換するときは、

相手の目や口元やネクタイを見ます。 第一印象の大切さはよく言われます。

■しかし、それは対人間だけではありません。

会社だって同じように第一印象は大切です。 だから、会社のドアを開けたそのときです。

■ニオイには、匂いと臭いの2つがあります。

匂いは心地の良いとってもいい香りですが、 臭いは腐った生ゴミの湿気ったニオイです。

■スリッパに履き替える小さな会社では、

玄関に社員の下駄箱があります。そう、 最初の会社の印象が下駄箱の香りです。だから、

■いくら玄関先に枯れない造花を置いたところで、

最初の印象は視覚ではなく嗅覚で感じるんです。 それが怖いことに社員にはまったく感じません。

■社員の鼻が慣れてしまったからです。そして、

お客さんも大したことではないと思いつつも、 次第にその会社には足が向かなくなるんです。

■特に梅雨どきには如実です。そして、

それは下駄箱の臭いだけではなくて、 その業界独特のニオイが必ずします。

■だから、業界人である社長や社員には感じません。

雰囲気と言う曖昧なニオイならまだいいんですが、 生理的に鼻をふさぎたくなる臭いだと致命的です。

■そう、これを今までにどれだけの会社に言ったことか分かりません。

でも、どんなに優秀な社長や社員でもまったく話を聞きゃしません。 第一印象が大切だと言いながらも相手の気持ちが分からないんです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

うちの嫁さんの実家はパン屋さんです。だから、 とっても甘くていい香りを私は楽しんでいます。

しかし、義父はきっと感じないと思います。 匂うんですが、いい香りだとは思いません。

鼻が慣れちゃったんです。

なにもパン屋だけじゃなくてもどんな業種でもニオイます。 たとえ事務仕事でもPCが5台あれば灰色の臭いがします。

PCの本体から出る生暖かい風と電磁波が重く臭います。 要は、掃除機が吐き出す風を嗅いでいるようなものです。

人間にも第一印象があるのと同様に会社にもあるんです。 そう、それは立派な社屋ではなくて玄関先のニオイです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━