砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0825滴:小学6年生のある決意

私は一日にどれくらい書くのだろうかと疑問に思って住民放送や砂漠王や 楽天日記や送信済みメールの文字数を数えた@約2万文字だった杉山です。

ちなみに、昨日、約1時間をかけて正確に数えたら20897文字でした。

ですから、少し悩んだのは句読点を文字数にカウントするかどうかでした。

さぁ、そんな「…→」や「★★☆」まで数えたら23000文字は超える ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■昨日、知り合いの夫婦が我が家にやって来ました。

その夫婦はある中学校の教師をしています。でも、 ここ最近の学校内でのお悩みで辞めたいそうです。

■ちょっと前に私のお客さんになった旦那は、

「イジメは探せばいくらでもあります」と、 ため息まじりに小さな声で私に言いました。

■毎日のようにテレビのニュースで放送されている悲惨な出来事が、

自分の身の回りにも普通に存在することに耐えられないようです。 探せば見つかるので探さないように目を背けなければなりません。

■だから、目を背ける現実から逃避したいそうです。

私は以前「前に逃げればいい」とお話をしました。 彼は「前かどうかは分かりませんが逃げたい」と、

■奥さんと顔を見合わせて私に言いました。しかし、

前でも後ろでもいいけれどログアウトはNGです。 だから、ログインの状態で逃げるならOKですが、

■中学校の教壇からログアウトをしたら再びログインはできません。

そこで私の可愛い下の娘のお話をしました。彼女は小6になると、 昔で言う学級委員と議員を併せたみたいな代表委員となりました。

■でも、それは小5までの彼女ではまったく考えられない行為です。

すると周りのガキどもは「いいこぶりっこ」と陰口を言いました。 彼女は「先生に言うと終わりだから必ず自分でなんとかする」と、

■淡々と言ってのけました。それを聞いていた私の嫁は隣で号泣しました。

そう、鶴の鳴き声は結構、うるさい。彼女には、あ、私の娘の方ですが、 「イジメられてもイジメちゃいかんし大人になれば必ずイジメられる」

■と、随分前からことあるごとに私は言っていました。まぁ、

私の娘の場合は小さなやっかみでイジメではありませんが、 大人になったらもっと辛いような目に遭うよと言いました。

■そして、私の目の前に深くうなだれている2人の先生方には、

事件を学校や教師が処理しようと焦っても問題は解決しない。 その当事者に自分で処置させないと終わらないと言いました。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

その場から逃げただけのつもりでも、 二度とその場に戻れないと辛いです。

一度でもログアウトをしたら二度とそこにはログインができません。 そう簡単にパスワードとIDの再発行などだれもしてはくれません。

私は処理をすると言う行為があまり好きではありません。 なんとなく事務的で血が通っているようには思えません。

だから、国語辞典の正確な意味などどうでもいいんです。 自分がどう感じるかだけを大切にしたいと思っています。

だから、私は処置をすると言う言葉の方が好きなんです。 自らが判断を下して淡々と方向を整えると言う感じです。

子どもは大人になれば今よりもっと辛い目に遭うはずです。 それを今から教えておく方がきっとその子のためなんです。

そんなこともできないと言うことよりも、 そんなことも知らない大人が大問題です。

子どもたちまでここからログアウトをさせたら、 もう二度とここにはログインができないんです。

そして、その旦那の方の違うお悩みは明日にお話します。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━