砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0901滴:今、いることに感謝する

ヤフー!の無料ゲームの中にある『脳年齢チェック』を少しやってみたら、 なんと10才未満だった@日頃から脳ミソを徹底的に鍛えている杉山です。

ちなみに、最初は30代後半でしたが23回目で10才未満となりました。

ですから、やればやるほど脳年齢より精神年齢が10才未満になった感じ。

さぁ、そんなメガネを外してマウスを左手で操作したら50代後半だった ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■今日は【砂金の人々】の取材で神戸に向かいます。

そして、12年前の昨日はあの阪神大震災でした。 これから取材をする方も実際に被災に遭いました。

■私はそのときサラリーマンで県営アパートの3階に住んでいました。

大きく揺れてかなり長かったことを今でもはっきりと覚えています。 今日はそのとき私が自分の中で感じたことをお話したいと思います。

■その震災が起こる1年前に神戸にある三宮商店街に行きました。

それが私にとって初めての神戸でした。活気ある商店街でした。 それなのにその1年後の寒い明け方に三宮商店街は崩れました。

■目の前の崩れた映像をジッとテレビで観ていた私は、

言葉に言い表し難いくらいに本当に辛く感じました。 でも、それは1度でも訪れたことがあったからです。

■おそらく1年前に仕事で商店街に行っていなければ、

こんなにも辛く感じていなかったと私は思いました。 東海地方じゃなくて助かったとさえ思ったはずです。

■いつも私は例に挙げますが、外出先で救急車とか消防車が、

自宅の方にサイレンを鳴らしながら走って行くのを見ると、 どんな人でもきっと心配に思うはずです。みんなそうです。

■そして、それが違う方向へ逸れるとみんなホッとします。

しかし、その先で苦しんでいる人はきっといるはずです。 だから、いいか悪いかじゃなくてみんな自分が大事です。

■12年前に私が思ったことは、なんでも半分半分だということです。

今、いいことがあればそれと同じ分だけ後から悪いことがあります。 そして、世の中にも半分はいいんですが半分は悪いことがあります。

■同じ日本なのにあれだけの大災害を昼食中のテレビを観て知りました。

きっと今度はなにも被害がなかった半分になにかが起こると思います。 私はたまたま生かされているということにそれから感謝をしています。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

今、こうして普通に生活ができているのはたまたまです。 別に努力した訳でもなくて被害に遭っていないだけです。

この世の中、なにもなければ普通に生きてはいけます。 なにか不慮の出来事があると普通ではなくなるんです。

今、いいことがあればそれと同じ分だけ、 きっと後から悪いことがあると思います。

別に脅している訳ではありませんが、 そう思っていた方がきっと幸せです。

今、ここにいることに感謝ができるからです。 朝、目を覚ますだけで感謝ができるからです。

東海地方じゃなくて助かったと思うことは、 決して悪いことではありません。当然です。

ただ、今、いることに感謝ができる人間であって欲しい。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━