気分よく『エリーゼのために』を口ずさんでいたら『白い恋人たち』ねと、 面と向かって言われたので一気に機嫌が悪くなった@後者だった杉山です。
ちなみに、脱税で起訴されたナリタフーズの記事を読んでいる最中でした。
ですから、サイトを観ながらドリフターズと名前が似ていると思いました。
さぁ、そんな『男と女』を口ずさんでも『エマニエル夫人』によく変わる ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■小学校でときどき行う学び方に「TT」というのがあります。
TTとはティームティーチングのことで、例えば1クラスを 2つに分けてそれぞれを2人の先生が丁寧に教えるものです。
■要は、1クラスを少人数にして先生の目を行き届かせる仕組みです。
だから、日本の教育制度はなにも分かっちゃいないんです。だって、 生徒からすれば先生の目が行き届こうが届かまいが関係ないんです。
■肝心なのは分け方です。小学校によっては、
ついていける生徒とそうでない生徒たちと、 下手をすれば成績で2つに分けたりします。
■するとできる子はもっと優秀な子になって、
そうでない子はさらにそうでなくなります。 要は、問題は先生じゃなくて隣の生徒です。
■10人いれば、2人は優秀で6人は普通で2人は残念な人となります。
また、優秀な10人をかき集めてもその中で上記の比率に分かれます。 これは黄金律なので善いか悪いかではなく嫌でもこの通りとなります。
■会社の研修でもまったく同じことです。会社の研修は、
総務部は総務部だけで営業部は営業部だけで行います。 すると優秀な奴とそうでない奴の差が広がるだけです。
■一番肝心なのは、間にいる6人の普通の人々です。
2人の優秀な奴と残念な奴はそのままでOKです。 6人の普通の人々の成り行きだけが心配なんです。
■だから、部署をまたいだ縦割りの研修しか絶対にあり得ません。
同じ部署の中だけで研修をやったところで格差が開くだけです。 伸びる可能性がある社員は間にいる6人の普通の人々なんです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
20%の人間たちによって80%の利益を発生するという、 パレートの法則と同じように2:6:2の比率は絶対です。
だから、東大生が10人寄り集まったら、 その中で2:6:2に絶対に分かれます。
逆に言えば、ちょっと残念な奴が10人寄り集まったら、 その中で思いも掛けない優秀な奴が2人ほど発生します。
要は、先生や講師なんてだれだっていいんです。 壇上の偉そうな人間よりも隣の同僚が大切です。
同じ部署内だけで行う研修は、 業務のやり方だけで十分です。
優秀な奴をさらに優秀に残念な奴を厳しく改善するより、 6人の普通の人々を目覚めさせる方がとっても簡単です。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━