砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0966滴:孤独からの脱出方法

嫁さんに「ディスクのクリーンアップをしておいてくれ」と私が言ったら、 困惑して「どのCDを磨くの?」と言った@なにも答えなかった杉山です。

ちなみに、私が言ったディスクとはPCのローカルディスクCのことです。

ですから、プロパティと言ってもまったく通じないので自分でやりました。

さぁ、そんな黙っていたら怒るので「クインシー・ジョーンズ」と言った ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■起業家からのご相談で最近、多いものは、

相談する相手がいないというご相談です。 要は、とっても孤独な人々が多いんです。

■「売れない」とか「儲けが少ない」という悩みよりも、

「たった一人で寂しい」という起業家の方が深刻です。 「売れない」という起業家はなぜだか明るく元気です。

■しかし、頑張って儲かっている若い起業家には、

それを食いものにしようとする業者はいますが、 親身に相談に乗ってくれるいい仲間は希少です。

■基本的に日本人は保守的なので、

目立つ起業家は好まれませんし、 稼いでいる起業家ほど孤独です。

■「杉山さんは孤独じゃないですか?」と訊かれるので、

「儲かってないから友だちは多いの」と答えています。 「それにネットでつながっているし」と笑っています。

■私が受験生のときは本当に孤独でした。

夜の10時を回ると世界中で私だけが、 必死に勉強していると思っていました。

■でも、他の奴らは明け方の2~3時まで勉強をしていました。

昔から人がいいというかとっても読みが浅い素直な私でした。 歳月は流れて現在、私はたった一人でお仕事をしていますが、

■それはお仕事を行う形態がたった一人であって、

自分の気持ちの中では一人切りではありません。 社員は抱えませんが何百人とつながっています。

■たった今、こうしてこのお話を聴ける人は、

確実に孤独なんかじゃありません。だって、 実際に今、つながっているじゃないですか。

■ただ、心から相談する相手がいないというのは、

まったく自分の情報発信をしていないからです。 起業家が発信をしているのは商品だけなんです。

■だから、自分の情報発信をしないとだれも気づいてなんかくれません。

必死に商品を宣伝して売ってみたところで孤独からは抜けられません。 不器用でそれが上手くできない人はだれかから叱ってもらうことです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

孤独を打破する手っ取り早い方法は、 だれかからお叱りを受けることです。

儲かっている起業家にはチヤホヤする業者ばかりが近寄って来ます。 最初はそれが気持ちいいと感じますがその内に孤独感に襲われます。

こっちの都合のいいお話は、ある程度まで溜まると嫌気が差します。

しかし、そうは言ってもなかなか叱ってくれる人はいません。 だから、そんな起業家にはわざとミスをしろと私は言います。

いくらお金があっても孤独から開放されることはありません。 むしろお金だけに近づいて来るのではと疑心暗鬼に陥ります。

ちょっと前に【第445滴】の中でもお話をしましたが、 どんな奴にでも絶対に100人の仲間はいると信じます。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━