１９歳の鈴香さんから「大切な父がキツネの呪いにとり付かれました」と、 メールが送られて来たので「とり憑くだ」と返信をした＠律儀な杉山です。
ちなみに、立派なスパムです。でも、父親が寝込んでしまったみたいです。
ですから、宗教の人に診てもらったらご神木を買えと言われたらしいです。
さぁ、そんな「娘を持つ父としては感動した」と返したのに返事が来ない ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ～ッとお読みください。
■どんなつまらない他社の商品でも、
それをすべて否定してはＮＧです。 こっちの人格が確実に疑われます。
■基本的に男性よりも女性に多く見受けられますが、
自社の商品以外のすべてを否定する人が多いです。 でも、商品である限り褒める部分は必ずあります。
■例えば、Ａ社の商品とＢ社の商品のどっちを買おうかと、
一人のお客さんが悩んでいるとします。その人に対して、 Ａ社の営業マンがＢ社の商品を否定したらオシマイです。
■Ａ社の営業マンが否定したのは、
Ｂ社の商品だけではありません。 お客さん自体も否定しています。
■だって、そのお客さんはどっちにしようか悩んでいるんだから。
悩むってことはＢ社の商品を少しでも認めているってことです。 だから、Ｂ社の商品を否定することはお客さんも同様なんです。
■今日は、いつになくビジネスチックでいい感じです。
だから、どんなつまらない他社の商品でも褒めます。 しかし、褒めて他社の商品が売れたらたまりません。
■２０％だけ褒めてやればＯＫです。
しかも、差し障りのない部分です。 どうでもいいところを２０％です。
■目の前のお客さんは、他社商品を褒めたＡ社の営業マンを評価します。
でも、その営業マンが褒めたのはＢ社の立地が環状線に近いことです。 要は、商品自体を褒めなくてもなにかしら褒めておけば十分なんです。
■すべてを全部を否定する完全否定は、逆にこっちの命取りとなります。
でも、それを積極的に好んでやっている営業マンはとっても多いです。 目の前の商品を買うのは感情を持った赤い血が流れる普通の人間です。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
否定するというか、とことんけなす人が多いです。 それが自分で自分の首を〆ることだとも知らずに。
上記の例で言うと、いくら差し障りのない部分を褒めると言っても、 ４０％以上も褒めると確実にＢ社にお客さんを奪われてしまいます。
環状線沿いの立地で終わればいいのに、社員の給料がいいとか、 毎年グアムかサイパンに社員旅行で行くとか言うといけません。
商品自体を褒めていなくても、 会社自体に信用が芽生えます。
ま、けなす人はいても褒める人はそうはいませんが。
いくら探しても褒める部分がないような会社ならば、 作ればいいです。褒め言葉はウソでも叱られません。
会社の立地、社長の先祖、受付嬢の薄化粧、リース車のホイール。 なんでもいいから差し障りのない部分を勝手に褒めればＯＫです。
褒めたその中身はなんでも構いません。どうせすぐに忘れるから。 なんとなく気持ちのいい営業マンだと見せればこっちのもんです。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
