多分ネットで購入した方だと思いますが「杉山弘道は3人もいるの?」と、 言い掛かりのようなメールを送ってきた@私に言われても迷惑な杉山です。
ちなみに、その方は杉山弘道が書いた4冊の本をすべて購入したそうです。
ですから、痴呆が専門の医者と葬式か宗教の関係者と私が杉山弘道でした。
さぁ、そんな私のことを一切、知らない人なので言葉が通じずに苦労した ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■自称サラリーマンを絵に描いたような男性と、
今月の頭にコメダ珈琲の領下店で会いました。 激しく暑い日だったのでかき氷を飲みました。
■私にとってはかき氷はドリンクです。でも、あずきが喉に詰まります。
32歳の彼は「僕ほどサラリーマンに徹した奴はいないと思いますよ」 そう力説するとメロンシロップが大量にかかった部分をかじりました。
■実にいいかじりっぷりでした。
でもね、かき氷はあずきだよ。 抹茶ミルクあずきが最高です。
■でも最近、年を取ったせいか水でも喉に詰まるんです。
もうダメかも知れない。そして、私は彼に言いました。 「君はサラリーマンには向いてないと思うよ」ってね。
■でも、本当は「君」ではなくて「あんた」と言いました。そう、
字数の関係上「君」にしました。岐阜では「君」は使いません。 彼は「どうしてそんなことが言えるんですか?」と訊ねました。
■私は「あんたは会社に誇りを持ち過ぎているからね」と言うと、
「サラリーマンじゃなくて今の会社に徹しているだけだよ」と、 自分でも久々に素晴らしいことを言っちゃったねと思いました。
■その会社でナンバー2とか看板社員とか言われるような人間たちは、
他所の会社に移ったら箸にも棒にも引っ掛からない社員となります。 自分に自信を持てばいいんですが会社に誇りを持ってはいけません。
■例えば、松下電器の社員はシャープでは使いものにはなりません。
カリスマを凌駕した幸之助イズムが絶対に抜け切らないからです。 サラリーマンに徹した訳じゃなくて松下に合わせていただけです。
■ある意味、自由奔放な個人事業主よりもタチが悪いです。
ましてや小さな会社の社長は自社の枠にはめたがります。 あ、僕は立派なサラリーマンだと思っていても、それは、
■その小さな会社の中でしか生きていけない社畜なんです。
社畜とは会社の言いなりになって奴隷のように扱われる 牛や豚のように去勢されたサラリーマンたちの総称です。
■包丁一本でどこへでも渡り歩ける人間が本当のサラリーマンです。
その地域のその業界のその仕事しかできない人間なんて社畜です。 バッジに誇りを持っていては本当のサラリーマンとは言えません。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
社長が立派であればあるほどその会社の社畜は増殖します。
具体的には、松下幸之助氏や稲盛和夫氏などがいい例です。 社長の名前に「イズム」をつけるような会社はゴメンです。
一つの宗教か組みたいなものだからです。 そこを足抜けすること自体も大変ですが、
他所の会社に移ってもクセが抜けません。
上手に洗脳されているから新しい組織に馴染めないんです。 まぁ、一種の目に見えない病気みたいなものです。だから、
できるだけスタンダードにフラットに会社で働くことです。
今の会社、絶対に30年持たないんだよ。
今、マウス片手のみなさんが勤めている会社は、 なにがあっても30年も続くことはありません。
それどころか、5年も持たない会社ばっかです。
だから、どこにでも勤められる体質で居続けることが肝心です。 間違いなく会社は、自社の枠の中にはめこもうとするはずです。
また、それが優秀な社員だと社長は言うはずです。でもね、 優秀な社員と本当のサラリーマンとは蟻と象ほど違います。
牛や豚のように去勢されたサラリーマンたちは交尾もできません。 そんなミジメな社畜よりも本当のサラリーマンを目指すことです。
今日は月曜日です。自分の周りの社内風景をご覧なさい。 とてもあと30年も続くようには間違いなく見えません。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━