砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1105滴:それぞれの階層の中が幸せの源泉

人前に出ると顔が真っ赤になる社長をヘモグロビンと呼んで岩石のように 表情が硬くなる社長を血小板と呼ぶ@会場の真ん中で笑いを殺す杉山です。

ちなみに、緊張すると言葉を失って顔が青ざめる社長を白血球と呼びます。

ですから、優柔不断な社長に「ミトコンドリア」と笑ったら叱られました。

さぁ、そんな中学時代の理科の授業をこんな風に活用する社会人はいない ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■資金繰りに奔走する社長もいれば、

腐るほどお金がある社長もいます。 そして、双方とも苦しんでいます。

■みなさんは不思議だと思われるでしょうが、

お金がない社長よりお金がある社長の方が、 言葉に換え難いほど孤独を感じるものです。

■お金がなけりゃ無理にでも作ってしまえば済むお話です。

商品を売って利益を上げることだけを考えればOKです。 でも、腐るほど持っている社長はなにをしても孤独です。

■まずアポを入れないと会ってくれない社長だと思われます。

ちょっと前まではふらっと気軽に会えた気さくな社長でも、 いつしか事前にアポを入れないと会えない存在となります。

■その時点で周囲の人たちは、その社長のことを成功者だと思っています。

例え本人が、そうじゃないと謙遜したところで世間はそれを認めません。 だから、私のような暇そうに見える人間のもとへと近づいて来るんです。

■私はお金持ちじゃないけれどお金持ちの気持ちは分かります。

お金持ちは一生、ご馳走を食べることができません。だって、 毎晩フルコースを食っていたらどれがご馳走か分かりません。

■周囲の人間もチヤホヤする太鼓持ちのような奴ばっかなので、

だれが自分にとっていい奴なのかがまったく判別できません。 料理も人間も粗悪なものがあるから1つが引き立つだけです。

■すると裕福な社長は、コンビニのおでんを食べて幸せそうな顔をします。

だから、ますます周囲の人たちは遠くへと離れて行くはずです。だって、 普通のサラリーマンはコンビニのおでんを食って幸せだとは感じません。

■私は、悩める裕福な社長に「下に降りても幸せはない」とよく言います。

お金持ちが目線を下ろすのは、一般人をバカにする行為と変わりません。 お金持ちもそうじゃない人も、その階層の中でしか幸せはないはずです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

お金持ちの社長が下々の人間に合わせる行為は、 一般ピープルを見下げているとしか思えません。

若干、語弊がありますが、いくら頑張っても 自分の階層の中でしかハッピーはありません。

自分の今いる階層から上をのぞいてもダメ。 下を眺めてもなにも得るものはありません。

今の階層から1つ上がったら、1つ下がったら、 その階層の中で得るものを探せばいいだけです。

要は、上を羨んだり下を哀れんでみても仕方ないってことです。

お話は思いっ切り変わりまして、超実践滴なプロデュースです。

お客さんと一緒に考えながら、商品を世に広めて、 実際に売りを立てることは本当に素晴らしいです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━