砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1157滴:人生は、選択の繰り返し:何万回の結果

大阪の女性から「オヤビンの言葉をパクられた!」とメールがあったので、 そのURLをクリックしたら笑ってしまった@ちょっと感動した杉山です。

ちなみに、そこには『生きてるだけで金メダル』という書籍がありました。

ですから、パクられたと思うどころか著者とお酒を飲みたいと思いました。

さぁ、そんな私が著者なら「生きてる」という“い抜き言葉”は使わない ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■私の同級生に、まったく異なるタイプの2人がいます。

1人は、高利貸しや風俗店などを手掛けている男です。 もう1人は、岐阜市役所に20年も勤めている奴です。

■高利貸しの男は、見た目は紳士っぽく腰も低くて、

どう言う訳か地域の行事にも率先して参加します。 一方の市役所は、ネクラで無愛想もいいとこです。

■他の同級生の仲間たちと飲んだときに、

この両極端な2人の話題になりました。 すると「やっぱ○○の方がいいな」と、

■ほとんどの連中はビールを飲みながら言いました。

ちなみに、会話の中の○○は高利貸しの名前です。 私は「ヤクザを選んじゃいかんだろ」と思います。

■たしかに、どんなお仕事だって構いませんが、

だからと言って、違法な金利は許されません。 裏でヤクザと繋がっている風俗店もNGです。

■よく「私は不器用だからこれしかできなかった」とか、

「この道しか選ばざるを得なかった」とか言いますが、 違法な道しか残っていないなんてことはあり得ません。

■オギャー!と生まれてから今日に至るまでの間、

自分1人で1から決めた人間など存在しません。 絶対に目の前には2つ以上の選択肢はあります。

■人生は、選択の繰り返しです。自ら考案したものなどありません。

たくさんあるお仕事の中から、自らそれを選んだだけのことです。 だから、選んだものを見れば、その人間の本心が垣間見られます。

■まともな人間ならヤクザやマルチなど選ばないって。

他にいくらでも選択肢はゴロゴロしているんだから。 元々、それが好きだから無意識の中で選んでいます。

■今日の自分は、何万回も選択を繰り返した結果です。

そして、選択肢はどんな奴にも同じ数だけあります。 だから、選んだカードを見ればすべてが分かります。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

私の中では大体、二者択一か三者択一の繰り返しだと思っています。 1つ1つの場面で、それ以上の選択肢が存在することはありません。

例えば、目の前に野菜と果物とお菓子があった場合に、 どれか1つを食べていいと言われて選ぶのと同じです。

すると「残されたのは、この仕事しかなかった」と言う人がいます。 そうだとしても、それをやるかやらないかという選択肢はあります。

最後は、必ず二者択一です。

この男性しかいなかったといって無理矢理に結婚しても、 最終的には、それを選択した自分がそこにいるはずです。

選択するという権利と拒否するという権利があるんです。 歯を磨くことも選択だし朝起きることも立派な選択です。

だから、自分の前に選択肢が1つしかなかったとしても、 最後は、やるかやらないかの二者択一と決まっています。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━