砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

新説・人生は選択の連続である

シェイクスピアの名言に「人生は選択の連続である」というのがある。で、この僕がその時代に生まれていたら同じようなことを言って同じように後世に名を残していただろう。ちぇッ、シェイクの奴め。この僕より400年も先に生まれて本当によかったね。はい、今回は「新説・人生は選択の連続である」だよ。人生はサイコロをふって丁か半かで進むスゴロクのようなものだ。そこで肝心なのは「丁か半か」の二者択一にまで選択肢を絞り込むことができるかどうかってことさ。五肢択一のマークシート問題の試験に強い奴は、確実に「正解ではない肢」を3つ選ぶ。要は、五肢択一から二者択一に、つまり最悪でも「丁か半か」にまで秒速で絞り込むことができる。これを具体的に説明しよう。この僕が嫌いなタイプの人間に「飲食店で注文するのに1分以上かかる愚か者」というのがある。その時点で「目的を持たずに店に入った」ということ、メニュー表を見て「二者択一にまで絞る能力が著しく乏しい」ということが判断できる。