なんとなく高校時代の卒業アルバムをめくっていたらリーゼントの髪型の 不良っぽい友人を発見した＠そいつの会社に電話をかけた嫌味な杉山です。
ちなみに、現在は広告代理店の部長の彼に「後悔してる？」と訊ねました。
ですから、まるで過去をばらされたくない前科者のような応対をしました。
さぁ、そんな「あ、その件につきましては後日改めて」と返答しやがった ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ～ッとお読みください。
■今日は、華陽校区の市民運動会です。
大会役員のみなさま、お疲れ様です。 市民運動会で定番となっているのが、
■町内対抗リレーでコケるお父さんたちです。
先日、学生時代に陸上部だった古い友人と、 この現象について激論を交わしていました。
■そいつもコケるらしいです。ちなみに、
そいつが今では広告代理店の部長です。 リーゼントで短距離を走っていました。
■本人曰く「車でいうところのエアロパーツ」ということです。
私が最初に就職した会社では、御殿場にある駒門駐屯地へと 新卒全員が送り込まれました。自衛隊で２泊３日の研修です。
■理不尽な研修でした。夜中の２時に非常呼集で起こされると、
いきなりグラウンドを３周も走らされました。不機嫌な私は、 まだ２０歳そこそこの上官に「意味がない」と怒鳴りました。
■すると私たちの班だけ余分に２周も走らされました。
立場のない私は、班の仲間から罵倒され続けました。 その研修のとき、８キロの土嚢を担いで走るという、
■これまた筆舌に尽くし難いほど理不尽な研修がありました。
しかし、私は中学時代に選手リレーで記録を作った男です。 そして、高校時代は柔道部で毎日、体を鍛えていた男です。
■あ、私の見せ場が来ちゃったと思いました。
他の軟弱な連中や２０歳そこそこの上官に、 スゴイところを見せつけようと思いました。
～ まったく想定外に長くなりましたので編集後記に続きます ～
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
■８キロの土が入った袋を担ぐと「軽いな」と笑みを浮かべました。
スタートラインにつくと１００メートル先の白線を確認しました。 私は、目を細めて一緒に走る軟弱そうな３人の男を威嚇しました。
■その年の新入社員の１７０人中、１６７人が理系でした。
試験管しか持ったことのない軟弱な連中には負けません。 “バ～ン”という自衛隊のリアルな発砲音で走りました。
■そして、４０メートル付近で私はコケたよ。
えぇ、と漏らしながら立とうとしましたが、 左右の足がまったく言うことを聞きません。
■結局、１００メートルを完走するのが精一杯でした。腹が立つことに、
まだ２０歳そこそこの上官が「頑張ったね」と笑いながら言いました。 順位は１６９番でした。ちなみに、１人だけケガで走りませんでした。
■毎日、ビールばっか飲んでいるマシュマロマンのような工学部卒にも、
３秒も差をつけられて負けました。徹底的に凹みました。そのときは、 密室で練炭に火を点けてそのまま眠ろうかと思ったくらい凹みました。
■自信があったからです。成功イメージが鮮明にあったからです。
でも、成功イメージの欠片もないマシュマロマンに負けました。 要は、下半身がついていけない成功イメージほど危険なんです。
■市民運動会でコケるお父さんたちは、自信がある人ばっかです。
過去の成功イメージを描いても下半身がついて来てくれません。 頭の中で鮮明に映像を描いても逆にそれが命取りとなるんです。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
