砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1221滴:変わらないということ

2009年5月までにスタートする裁判員制度を勝手に研究している私は、 呼出状が届いたときのシミュレーションをした@正義に目覚めた杉山です。

ちなみに、シュミレーションと書かれているときがありますが間違いです。

ですから、なぜか敬遠する人が多いのですが私は明日にでも出廷できます。

さぁ、そんな陪審員が活躍する映画『十二人の怒れる男』を繰り返し観た ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■今、そこが会社のオフィスであれば、

自分の周りをザッと見渡して下さい。 1年前とはなにかが変わっています。

■それについては、だれもが気づくはずです。

でも、もっと大切なことに気づいて欲しい。 ズッと変わっていないものがあるはずです。

■みんな変わったものや新しいものには気づきます。

また、自ら進んでそれを求めたり望んだりします。 でも、変わらないものの方が間違いなく大切です。

■ま、よく考えれば分かるようなものですが、

変わらなければ生きていけなかったんです。 進化や成長ではなくサメの宿命と同じです。

■そう、サメは泳ぎ続けなければ溺れてしまいます。

それと同じように進化しなければ成長しなければ、 オフィスの中では不要なものとなってしまいます。

■目の前のホッチキス、素晴らしいじゃないですか。

多少のデザインはその時代に合わせはするものの、 昭和の初期から当たり前のように使われています。

■ホッチキスを目の当たりにして感動しない奴等など、

どれだけ必死に頑張ってみてもきっと成功しません。 爪切り、5年前からまったく変わっていないでしょ。

■ズッと変わらないものにしか長く生き続けるヒントはありません。

変わり続けることは簡単です。足したり引いたりすればOKです。 いつまでも変わらず居続けることの方が本当は素晴らしいんです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

私は、ホッチキスを手にするたびにいつも感動しますけどね。 パカッと開けては、こんな単純な仕掛けなのに…と思います。

あとは、両面テープ。涙が出るほど感動します。 涙が出るほどなので、実際には泣きませんけど。

それに比べて、Windows Vistaはいただけません。 Windows XPで もう十分なのに、この有ざまです。

ましてや、その互換性を排除しようとする姿勢が、 マイクロソフトの終焉を私たちに物語っています。

次に打つ手がないからね。

思うんですが、PCなどの文明の利器が発達すればするほど、 最終的には「紙」が重宝がられて生き残るような気がします。

自分の態度を変えることなど思いっ切り簡単です。 でも、変え続けるといつかは自分が嫌になります。

なにも周りの容器の容量に合わせることなどありません。 自分を必要とする人たちと付き合っていけばいいんです。

そのためにはホッチキス等のように変わらないことです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━